写真が上手くなりたいならまずストロボ撮影。スピードライト買うべき理由
「写真が上手くなりたいなら~」というコンテンツをたくさん見ますが、私の個人的意見としてはレンズや構図の勉強を始める前に真っ先にストロボを買うべきと思っています。なぜなら撮影の失敗を減らし、撮影の幅を圧倒的に広げることができるからです。
でも、難しい事も確かです。
逆に、それをマスターしてしまえば、鬼に金棒という事です。
ちなみに、スピードライトとは、
ニコンやキャノンで呼ばれている外付けにフラッシュのことです。
写真の勉強はモチベーションが第一。まずは失敗しないこと
よく「どうすれば上手く撮れるんですか?』と聞かれることも多くその人の写真を見せてもらうと構図以前に手ブレ、被写体ブレ、ピント外しが圧倒的に多いのです。しかも原因は彼(彼女)ではなく外的要因が強いものが多いです。
まずはカメラの設定がオートでも限りなく失敗を少なくする環境づくりが大事です。
例えば結婚式や、夜のお祭り、室内でのネコ等の動物撮影。プロでフォトグラファーをやっている私でもストロボなしではまともな写真は撮れません。
逆の言い方をすればコレらの問題はストロボさえあれば解決できます。
明るいレンズを使用すればストロボがなくてもいいというのは間違い
明るいレンズというのは一般的に開放絞りがF2.8以下のレンズを指すことが多いですが、明るいレンズならストボロが必要ないと考えるのであれば、すべての画角でF2.8以下を使うことが前提です。
しかし、どんなレンズを使ってもF5.6は使うと思ったほうがいいと思います。
全てをF2.8以下で撮るというのは現実的ではありません。右の人にはピントがあっているけれど、左の人にはピントがあっていないという残念な写真が出てきます。
綺麗な写真を撮る最初のアプローチは太陽と同じ真上からの光の『天井バウンス』
外付けストロボの最大の魅力は上に向けて発光できる。これに尽きます。上に向かって発光された光は天井に跳ね返り被写体に真上から降り注ぎます。つまり野外の太陽光と同じ条件です。
このストロボテクニックを天井バウンスと言います。
結婚式のプロのカメラマンのストロボが、上を向いていなかったですか?
つまりは、そういうことです。
なんとなく、分かってきましたか?
写真撮影には光が重要だということが・・・
その、補助として「ストロボ」があります。
そして、「ストロボを征するものが、写真を征する」ということです。