伊藤衆生
2016年10月4日12時56分
井山裕太名人(27)=棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段をあわせ七冠=に高尾紳路九段(39)が挑戦している第41期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局が4日朝、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで始まった。
3連勝中の高尾挑戦者が勝って10期ぶりの名人返り咲きを果たすか、井山名人が踏みとどまって反撃に出るか。大一番は、左下の折衝を経て、左辺一帯が焦点になっている。
立会人の坂口隆三九段が開始を告げ、先番の名人が第一着を右上星に打ち下ろした。1から7までの黒は、世界的によく打たれている構え。実戦例の多い序盤戦となった。
白24が挑戦者の工夫の一手で、検討陣からは「新手か」との声も出た。その工夫に対して名人が黒27と仕掛け、挑戦者も真正面から応じた。解説の村川大介八段は「左辺26の白石がどう動くか、そして黒が攻める展開を選ぶかどうかが注目点です」と話した。挑戦者が44手目を考慮中に昼の休憩となった。(伊藤衆生)
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