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    有史以前の巨大サメの存在が明らかに

    有史以前の巨大サメの存在が明らかに

    © AFP 2016/ Theo Ferreira
    サイエンス
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    世界中で発見されたサメの歯を研究するグループがこのサメが有史以前、太平洋と大西洋に生息していたことを明らかにした。ライブサイエンス誌がこの研究を報じた。

    ​研究者らは全世界で発見されたサメの歯のサンプルを集めた。カリフォルニア、日本、ペルー、ノースカロライナから送られた歯のデーターから研究者らはこのサメが巨大なサイズのものであったという結論に達した。巨大サメは今からおよそ2千万年前に生息しており、現在のホホジロザメやアオザメの属すネズミザメ目のものであったことがわかった。

    ​サメはメガロラムナ・パラドクォドンと名づけられた。体長およそ12フィートとされたが、この種のサメはどこまで成長するかまだ明らかにされていないため、体長はこれより長くなる可能性もある。発見された歯はおよそ4.5センチ。研究者らは最も大きな歯は前歯で獲物に噛み付き、捕らえるためのもの、奥歯は食物をすりつぶすために使われていたと考えている。

    シカゴのデ・ポール大学の古代生物学者で調査を率いているケンシュウ・シマダ氏は「これだけ大型のサメがこれだけ広い分布圏で生息していたことがようやく今になって判明したということ自体、我々が古代の海洋生態系についていかに知らないかを物語っている」と語っている。

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