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米グーグルが新型スマホ「Pixel」発表、Google Assistantを初搭載
2016年10月5日 01:46
米グーグルは、スマートフォンの新機種「Pixel」を発表した。グーグル自身が初めて開発した機種とされ、AI技術を用いた「Google Assistant」(グーグルアシスタント)を初めて搭載するモデルとなる。5.5インチディスプレイのモデルと、5インチモデルの2種類が用意される。米国での価格は649ドル。
4日(現地時間)に米国で開催された発表会では、音声でAIと会話しながら操作する場面などが紹介された。また特徴のひとつは、12.3メガピクセルカメラで、HDR Plus機能や動画撮影時の手ぶれ防止機能などが利用できる。
グーグルのVRプラットフォーム「Daydream」もサポートする。
チップセットはSnapdragon 821(2.15GHz×2、1.6GHz×2)で、メモリ(RAM)は4GB。ストレージ(ROM)容量の異なる32GBモデルと、128GBモデルが用意される。バッテリー容量は、5インチモデルが2770mAh、5.5インチモデルが3450mAh。ボディカラーはVery Silver、Quite Blackの2色で、米国限定カラーとしてReally Blueがラインアップされる。
米国、英国、カナダ、ドイツ、オーストラリアでは本日より、インドでは10月13日より予約受付が開始される。米国では直販サイトのほか、携帯電話事業者のうちVerizon独占で取り扱われる。
これまで、グーグルでは、さまざまな端末メーカーと協力してNexusシリーズのスマートフォンを展開してきた。Pixelというブランド名を関する製品は、過去、タブレットで登場しているが、今回の「Pixel」について「我々は次のステップに進むことを決めた。グーグルのサービスによるベストの体験を提供するため、我々自身がハードウェアとソフトウェアを、一つ屋根の下でデザインした」と説明している。