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 50年近い歴史のある福岡空港国内線第1ターミナルビルが4日、閉館した。空港の混雑緩和のため、飛行機の誘導路や滑走路を増やす国の工事に伴い、取り壊される。今後は2019年3月の完了をめざし、国内線ターミナルビルの全面改修工事が本格化する。

 福岡空港の国内線は5日から第2、第3ターミナルビルに発着を集約し、両ビルは「国内線旅客ターミナルビル」に名称を変える。今後、第1ビルの隣に新ビルを建て、第2ビルの一部も取り壊すなど改修工事が急ピッチで進む予定だ。

 1969年に利用が始まった第1ビルは三つのビルで最も古い。羽田空港発着便など主要路線が第2、第3ビルを使う一方、第1ビルには離島を含む地方便が発着し、最近では格安航空会社も就航していた。

 4日夜、第1ビルでは歴代の制…

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