どんなに恵まれた環境に身を置いていても、孤独を感じる人がいる。
一人でいても平気なのに、みんなと一緒にいると孤独を感じる人がいる。
友達がたくさんいても、お金があっても、恋人がいても、人はどうして孤独を感じるのだろうか?
それは価値観を共有できているか、いないかの違いがあるからだ。
その逆。孤独にはもう一つ存在する。
友達がいない、お金がない、恋人がいない、などなど。
そんなときって気持ちが衰えているせいかとても孤独を感じる。
約10年前の僕がそうだった。
孤独を感じていた。
寂しかった。
友達がいない、お金がない、家族がいない。
あることよりも、ないことのほうが多かった。
今日は二つの孤独について書きます。
孤独を感じる瞬間
現在の僕が孤独を感じるときは、決まって同じ価値観を共有できる人が周りにいないときが多い。
意見の違いや価値観の違いはあって当然。
孤独を感じても、他の人のことを否定することはしないし、価値観が違うのは当たり前のことだと考えているので、それはそれでいいとさえ思っている。
ただ、ぼんやりとそれを感じることがあるのだ。
人間には生まれ持って孤立を感じると不安になるDNAがあると聞いたことがある。
たしかにそれはその通りだと思うけど、だからといって馴れ合いの集団に属する気はない。
きれいごとばかり言う人間も信用できないし、人の悪口ばかりを言う人間も信用できない。
だからあまり群れには入らず、心許せる人と楽しい時間をすごそうとしているのかもしれない。
楽しい場所がない、居場所がない。
そういう人がいる。
その言葉を聞くたびにこう思う。
自分が心地よいと感じる場所がなければ、自分で造ってしまえばいいだけだろ、と。
僕は友達が少ない(笑)
自慢にもならないが、僕は友達が少ない。
でもちっとも寂しいと感じたことはない。
だから、あくまでも僕の場合だが、孤独を感じるのは友達の数とは関係ない。
仕事絡みの知り合いなら多いが、普段から遊んだり悩みを相談するのは決まって妻か、地元の親友数人か、福岡の親友でナレーターの山下貴生氏。
▼ 山下氏のサイト
ビジネスで繋がっている方は多いが、それはあくまでもビジネスを挟んでのお付き合い。
そこから親友に発展する人はごくまれにあるが、心許せる人、本音で話せる人としか仲良くできないのは10年前から変わってはいない。
過去のことはこちらの記事を参考にどうぞ。
お金がないことより、会話をする相手がほしかった
約10年以上も前のことだけど、お金がないときって、どうしても心が寂しくなった。
だけどそれ以上に強烈だったのが、会話をする相手がいないことだった。
当時は現在のようなメンタルを持ち合わせていなかったため、ほんの些細なことでも孤独を感じていた。
お金って生きていく上でとても大切。
でも、会話をする相手がずっといない環境ですごしていたら、とても孤独を感じる。
家族が出ていってから、最初の一ヶ月は我慢できた。
だけど、二ヶ月、三ヶ月と月日が経過していくと、本気で孤独を感じるようになる。
そして誰かと会話がしたくなってくる。
そのときわかったことは、人は一人では生きていけないという言葉、きっと孤独に耐えられなくなることも一つの原因なんだと身をもって知った。
孤独を解消する方法
孤独を感じる人は、なにか没頭できるものを探したほうがいい。
これは日ごろから感じていることだけど、僕が孤独を感じながらも平気でいられるのはサンドアートという芸術に没頭しているからだ。
没頭していると時間を忘れることができる。
嫌なことがあっても、それをかき消すくらいの楽しさがそこにはある。
ゲームでも、ブログ執筆でも、ランニングでもなんでもいい。
なにか自分が没頭できるものを一つでもみつけてしまえば、少しでも孤独感を解消することができるだろう。
孤独は悪いことばかりではないことを知ろう
孤独になることは、悪いことばかりではない。
その理由は、冷静に自分自身を見つめ直すきっかけにも繋がっていくから。
慌ただしい現代社会の海を泳いでいると、冷静に自分自身を見つめる時間なんてとれない人が多い。
だけど、なにかがきっかけとなり、冷静に自分自身を見つめてみると、いろんなことを反省することができるし、未来志向で物事を見つめ直すこともできる。
だから現在孤独を感じている人は、それはけして悪いことばかりではないことも知っておこう。
また、つらくなったら誰かに助けを求めることも忘れないように。
お知らせ
札幌市が主導するアートイベント「さっぽろアートステージ2016」にて、サンドパフォーマンスを披露することになりました。
場所 : 札幌駅前通地下歩行空間
日時 : 11月5日(土)14時40~15時30
約30分~40分のオンステージ。
新しいサンドアートパフォーマンス作品「Boys.be ambitious」と「Love2016」を披露します。
▼ 今年のスケジュールはほぼ埋まっておりますが、調整できるかも?
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