ニキビよりも、ニキビの跡が気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
ニキビ跡というのは、炎症や傷、または色素沈着によるシミの状態のことです。
大切なことは、ニキビ跡の症状に合わせて対策や治療を行うことです。
ここでは、そんなやっかいな「ニキビ跡」を、症状別にキレイに治してしまうためのテクニックを全て教えます。
思春期ニキビとは?
皮脂の分泌が活発になるのが原因で毛穴に皮脂がつまる事で発生します。
皮脂をコントロールする事で予防する事ができます。
20歳を過ぎた頃には治まってくる事が多いのが思春期ニキビです。
大人ニキビとは?
ストレスとか睡眠不足とか不規則な生活で男性ホルモンが活発になって増加してきて発生します。お肌の水分量が減る事でバリア機能が低下して発生します。
女性の場合は生理前になるとホルモンバランスが崩れて黄体ホルモンの分泌が高まるために脂っぽくなってどうしてもニキビや吹き出物がぽつぽつと出てきやすくなります。
クレンジングなどスキンケアがお肌に合わないのに使い続けても、ニキビが発生します。肌がピリピリする赤くなる、痒くなる、次の日にニキビがでるスキンケアが合わないんだなときずきますが、2週間、1ヶ月使い続けてニキビが発生しだす場合もあります。
ニキビが炎症を起こしなかなか治らず、ニキビ跡が残って悩んでいる方も多いです。
ニキビ跡には、種類によって治りやすいものとそうでないものがあります。
そのため、自分にあった治し方を探すのに自分のやってる事を、一つ一つCheckして見直すことが大切です。
ニキビ跡が残ってしまう原因は、ニキビが気になり触ったり潰してしまったりすることで、肌の奥まで炎症を起こしてしますからです。
1.ニキビ跡とは?
ニキビ跡とは、肌に出来た炎症、色素沈着、傷の事です。ニキビが同じ場所に出来続ける事で皮膚深部の周囲の組織がダメージをうけ、傷跡として残ってしまいます。
2.ニキビ跡のタイプ
2-1赤みニキビ跡タイプ
ニキビの盛り上がりが平らになり、赤みだけが残ってしまうタイプ。
ニキビを治そうと毛細血管が増生、拡張することで周辺の血液の流れが滞りのこってしまう。
ある程度、日数がたてば薄くなることもあります。
2-2紫色のシミタイプ
炎症や化膿が悪化し表皮の奥にある真皮にダメージをうけ毛細血管が壊れて血管内の血液が皮膚細胞に漏れてできるタイプ。
2-3茶色のシミタイプ
にきびの炎症後の赤みが茶色いシミになるタイプ。メラニンを大量に作る事で肌にダメージを受けた場合にメラニン色素が残ってしまいます。
メラニンは、紫外線だけではなく炎症や化学物質などから肌を守るための物質です。
メラニンは表皮で生成されるので、新陳代謝ではがれ落ちますが、ニキビが出来てる肌はターンオーバーがみだれメラニンが残る場合が茶色のシミです。
ニキビが出来ている時に、紫外線にあたる事でさらに濃くなります。
2-4クレーター状タイプ
いちばん避けたいニキビ跡です。ニキビの炎症が悪化し、強い炎症が治らない事で、真皮がダメージを受けてしまいコラーゲン組織が破壊されて陥没してしまうタイプ。
コラーゲンが破壊されると、新しい皮膚細胞が作られにくくなります。
そのために真皮の修復に影響がおよび、凸凹が出来てしまいます。
年齢とともに体内のコラーゲンが減る事で、凹みが目立ってきます。
2-5しこり、ケロイドタイプ
肌の奥深くまで炎症や化膿が進んでできるタイプ。
ニキビが治るだんかいで、真皮の修復が行われる時にコラーゲン繊維を作り過ぎて、皮膚が硬くなるしこりタイプ。
同じところに何度も化膿を繰り返し、その炎症で毛穴の組織は破壊されて毛穴が無くなり、ヤケド跡のように盛りあがってしまうケロイド状タイプ。
痒みや痛みを生じる事があります。
3.ニキビ跡のタイプ別対処法
ニキビ跡は種類によって、自分でのスキンケアで消えてくれるのから病院の治療まで色んな対処法があります。
3-1赤みニキビ跡タイプ
皮膚の温度を下げてくれたり、炎症を抑えてくれるスキンケアをしてあげることで、シミにならずに改善するばあいもあります。
ニキビ跡があるお肌は、ごわごわに固まっている状態なので化粧水などのスキンケアがお肌に入りにくいです。
侵透しやすい柔らかな状態にする事が大切です。
マッサージ料や、パック、シートに炎症を押さえるローションを含ませたローションマスク、水分を浸透させるためのマスクを使う、蒸しタオルをするとお肌を柔らかくする効果があります。
蒸しタオルには、免疫力が下がってターンオーバーの乱れを、血行が改善される事で免疫力がアップすることでお肌の回復が早くなります。
活性酸素によるお肌のダメージを防いでくれ、メラニンの生成を抑えてシミになりにくくしてくれて、コラーゲンも増やしてくれるHSP(ヒートショックプロテイン)効果がある。
注)やけどには気をつけましょう。
週に1回から始めましょう。
タオルはのせる程度で、ゴシゴシお肌を擦らないようにしましょう。
肌が赤くなったりかゆみが出た場合は中止しましょう。温熱に弱い肌質の場合もあります。
蒸しタオル後は、お水でお肌を冷却してあげましょう。
ニキビ跡の赤みでは毛穴全体が大きな炎症を起こしています。炎症がつづくと色素沈着を起こす可能性もあるため、炎症を抑える作用のある化粧水を使うようにします。
スキンケアの手順
1・クレンジングをする。(夜、メイクをしてなくても週に2,3回はしてあげる)
2・洗顔(擦らずに泡を肌にのせて洗う)
3・蒸しタオル(週に2,3回)
4・ブースター(オイルや美容液)
ブースターは、化粧水や乳液などのスキンケアなどの浸透をよくするもの。
美容オイルは、角質層の水分と油分のバランスを整えてくれるので、化粧水や 乳液などをお肌に入りやすくしてくれます。
5・化粧水や乳液をつける。(メーカーやその人の肌質によって、化粧水→乳液 乳液→化粧水)
6・美白美容液
7・スキンケア用のパウダー
皮脂自体は必要なものなのですが、睡眠中に皮脂の酸化やホコリ、髪の毛など がお肌に付きにくくしてくれる。
ダマスクローズのエキスと精油、そしてビタミンの宝庫と言われるモスターカパラ(ローズヒップ)のエキスを配合。これら3種の成分の相乗効果で肌の水分保持力をキープしてくれて、柔らかさを肌にもたらしてくれるのです。
アベンヌの4つの効果
1.鎮静効果
アベンヌ温泉水には肌をクールダウンさせる働きがあるため、敏感肌特有の皮膚のチクチク感やイライラ感を鎮めて肌を快適に保つことができます。
2.消炎効果
肌をクールダウンさせることによって、肌の赤みやほてりといった症状を落ち着かせます。
3.ターンオーバー正常化する
アベンヌ温泉水には、表皮の角化に関係する3つのたんぱく質の生成をサポートし、健康な表皮を保つ働きがあります。これにより、なめらかでつやのある肌に整えます。
4.皮膚の抵抗力を高める
アベンヌ温泉水は肌のバリア機能を整えることで皮膚の抵抗力を高め、健やかな状態へと導きます。
セルフケアでニキビ跡が治らない場合は、皮膚科などの病院で治療を受けるのも、選択の一つです。
イオン導入治療と効果
レーザー治療の効果
イオン導入は、用いる成分によって改善効果は異なってきます。
・ビタミンC誘導体
メラニンの生成を抑制する働きがあるので、ニキビ跡の赤みや茶色っぽい色素沈着に効果的です。他にも、コラーゲン生成、皮脂分泌や炎症を抑える作用もあるなど注目の成分です。
レーザー治療の効果
Vスターレーザー
赤みタイプのニキビ跡に効果的なVスターレーザーは、色素レーザーの治療機器で、赤み(酸化ヘモグロビン)に吸収される特性を持つレーザーを照射して、赤みを改善していきます。接触型冷却装置で皮膚表面を保護しながら治療を行うことが可能です。
ピュアアクネス
赤みタイプのニキビ跡に効果的なピュアアクネスは、光波長がアクネ桿菌(かんきん)を死滅させる410nm~700nmの波長と適応した治療機器です。
それに加えて、・アクネ桿菌を死滅させる青色光
・黒ニキビを軽減させる緑色光
・ニキビ跡の赤みや赤ニキビを軽減させ肌質を改善する黄色光とオレンジ光
・炎症、皮脂を軽減させる赤色光
の5色の光を持つため、ニキビ跡やニキビ全般に効果的です。付加的効果としてコラーゲンを産生する作用もあります。
また、専用ジェルで冷やしながら照射するため、肌にかかる負担も最小限です。
ダウンタイムがなく、治療直後から化粧が可能です。
ニキビ跡の改善とともに、肌質自体の改善が可能です。
全てのニキビに効果的です。 アクネ桿菌自体を死滅させるため、再発を防ぎます。
クリアタッチ
赤みタイプのニキビ跡に効果的なクリアタッチは、ニキビ跡の赤みの改善、皮脂分泌を抑える効果があります。
2つの光の相乗効果+温熱効果により、ニキビ跡やニキビを改善します。
3つのメカニズム毛包や皮脂腺内のアクネ桿菌が作り出すポルフィリンに対して、波長415nm付近の青色光が吸収されて活性酸素を発生させ、アクネ桿菌自体や皮脂腺にダメージを与えることで、ニキビは改善され、再発を抑えます。つまり、青色光の波長は殺菌作用があるのです。
炎症を抑える波長660nm付近の赤色光が血管やニキビの赤みに吸収され、炎症性のニキビやニキビ跡の赤みを抑えます。50~60度の熱で局部の血行を促進し、アクネ桿菌や表皮ブドウ球菌、その他のバクテリアの菌を瞬時に殺菌し、角栓を溶解する作用があります。照射時に少し温かみを感じる程度の熱です。
ニキビ跡や炎症性のニキビの赤みに根本的に作用します。
アクネ桿菌・皮脂腺を破壊し、ニキビを改善し、再発を抑えます。
皮脂の分泌を正常化し、皮膚のテカりや化粧崩れが軽減します。
美白・美肌効果やうぶ毛脱毛効果があります。
顔以外の、背中や胸元など各部位への治療も可能です。
痛みのダウンタイムはなく、治療後すぐに化粧が可能です。
目的に合ったビタミンを、調合して継続的に受ける事で効果がでやすくなります
点滴や注射は、有効成分を直接血管に入れて効果を得るため即効性があり、また成分量が100%吸収されるという点で、効果的です。
ニキビ跡に必要なビタミン
ニキビ跡の治療で欠かせないビタミン。ビタミンは体内で合成できませんが、人間が生きていく上で欠かすことができない重要な成分です。
ビタミンB2
脂肪、炭水化物およびタンパク質の代謝や呼吸、赤血球の形成、抗体の生産、正常な発育に必要。また、細胞の再生やエネルギー代謝を促進し、健康な肌を作り出します。
ビタミンB6
タンパク質の合成に必要なアミノ酸が足りない場合に、別のアミノ酸に作り変える働きを助ける補酵素。また、皮膚を健康にする効果や、成長を促進する効果があります。
ビタミンC
コラーゲンの生成に深くかかわっているビタミン。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ結合組織や骨などを丈夫にしているタンパク質です。肌の細胞と細胞をつないでいるのもこのコラーゲンです。そのためビタミンCが満たされていると、肌と肌の細胞の結合が丈夫になり、肌のハリ・ツヤにつながります。
メラニン色素の生成を抑える働きもあるため、色素沈着にも効果があります。
ビタミンE
脂溶性ビタミン。主な作用である抗酸化作用で血管の健康を保ち、老化を予防するとともに、ビタミンCの働きを長期持続させる作用を持ちます。
ミネラル
五大栄養素のひとつで、必須ミネラルは5種類の主要ミネラルと、11種類の微量ミネラルがあります。それぞれに重要な役割はありますが、ミネラルは体の機能の維持や調整などには欠かせないものです。ビタミンの働きをより助けてくれるものです。
パントテン酸
様々な代謝やホルモンの合成などを正常に維持することに役立つビタミン。細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成に必要なビタミンCの働きを助ける作用があり、お肌の健康維持に役立っています。
ビオチン(ビタミンH)
糖のリサイクル、脂肪酸の合成、アミノ酸の代謝にかかわる補酵素。そのアミノ酸はタンパク質の材料であるため、ビオチンが不足してアミノ酸代謝が滞ると肌へ影響してきます。
ニコチン酸
脂肪や糖質、タンパク質などの代謝、アルコールの分解などの補酵素として働き、循環系や消化系、神経系の働きを促進します。また、脂肪の代謝を改善してくれるという効果もあるため、過剰な皮脂の分泌をコントロールしてくれる効果もあります。
目的に合ったビタミンを、調合して継続的に受ける事で効果がでやすくなります。
3-2紫色、茶色のシミ跡タイプ
お肌の色素沈着してくると、早めの段階ですとセルフケアしてあげる事で、無くなる事もあります。
紫色のシミが悪化すると茶色のシミになっていきます。
こうなると、真皮層にメラニンが定着したことが原因です。
肌のターンオーバー周期を正常にしてあげることです。
クレイパックの効果は、色素殺菌還元作用、抗炎症作用、老廃物の吸収・不純物の排泄、血液循環の促進効果などがあるので、にきび後の色素沈着を改善しやすくしてくれます。
クレイパック後は、蒸しタオルでふき取るといいです。
スムージング マスク NU
動物成分、石油由来成分、合成香料、合成着色料、合成シリコン、合成酸化防止剤、遺伝子組み換え植物成分、パラベン(防腐剤)を不使用
豊富な美容成分が密閉効果で肌にじっくり浸透し、 天然のミネラルを豊富に含むカオリンが、お肌の汚れや古い角質を吸着して余分な皮脂と汚れをしっかりオフしてくれます。
スキンケアの手順
1・クレンジングをする
2・洗顔する
3・クレイパック(週に1回)
4・蒸しタオル
5・ブースター
6・化粧水や乳液をつける
7・美白美容液
8・スキンケア用のパウダー
クラウド 9 ブランデ ホワイトクリーム という文字通りの美白クリーム、とろりと柔らかいヨーグルトのようなテスチャーです。
使い方は、朝は、夜の最後に薄く塗るのが基本的な使い方です。私は乾燥が気になるので、いつものクリームをつける前にクラウド 9 ブランデ ホワイトクリーム をつけます。
朝起きて、シミが濃く気になる時は、化粧水の後に、お肌が隠れるほどたっぷりと塗ります。
クリームが乾いてきたら、蒸しタオルでふき取ります。
18種類のアミノ酸を含み、シルクのみで作られたスキンケアパウダーです。
モイスチュアシルクは、乳液のような役割を果たします。肌の水分油分のバランスを整えながら、内側をしっかりプロテクト。外側はさらさら、内側はしっとりの肌を作ってくれます。もちろんフェイスパウダーとしても使用可能。
注)どなたにも、とても良い商品なのですが、まれにシルクがお肌に合わない方がいらっしゃいます。
イオン導入、レーザー治療の効果
イオン導入は、用いる成分によって改善効果は異なってきます。
・ビタミンC誘導体
メラニンの生成を抑制する働きがあるので、ニキビ跡の赤みや茶色っぽい色素沈着に効果的です。他にも、コラーゲン生成、皮脂分泌や炎症を抑える作用もあるなど注目の成分です。