首相「おわびの手紙」否定

慰安婦問題の追加措置

 安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で、昨年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意に関し、首相による被害女性への「おわびの手紙」を求める声が韓国内にあることについて「われわれは毛頭考えていない」と述べ、手紙の発出を否定した。

 韓国外務省報道官は9月29日、合意内容にない日本側の「追加措置」に期待を示している。

 答弁で首相は「合意した内容を両国が誠実に実行していくことが求められている。(手紙は)内容の外だ」と説明。岸田文雄外相も「日韓外相による共同発表の内容に尽きる。追加の合意がなされているとは承知していない」と述べた。

 民進党の小川淳也氏に対する答弁。

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