東海３県の今年のコメの作柄は、稲の穂が出た夏場以降、天候がおおむね良好だったことから「やや良」となる見込みです。
東海農政局の発表によりますと、東海３県の今年のコメの作柄は、平年を１００とした作況指数で、１０３となって「やや良」となる見込みです。
今年は、稲の穂が出た７月から８月以降、台風が東海地方に直接、影響を与えることが少なく、天候がおおむね良好だったことから、生育は順調だということです。
このため、東海３県全体の予想収穫量も３８万７１００トンと、去年に比べて８３００トン増加する見通しです。
東海農政局では「三重県では稲刈りがほぼ終わり、愛知県と岐阜県ではこれから本格化するが、今後、台風が東海地方に接近することがあれば、雨や風の影響で稲が倒れないか注視していく必要がある」と話しています。