事実上停戦が崩壊しているシリア内戦を巡り、米国務省は3日、ロシアとの停戦に向けた協議を中止すると発表した。米ロが仲介した停戦は今年2月に続いて再度、名実ともに失敗に終わった。
シリアではロシアがアサド政権を支え、米国などが反体制派を支援している。同省のカービー報道官は協議中止について、米国がロシアとの交渉努力を続けてきたことを強調。そのうえで「ロシアが約束を守らなかった。シリアの政権に停戦合意を守らせることができなかった」「ロシアとシリアの政権は軍事手段を選んだ」と述べ、ロシア側が合意を破ったとして批判した。
米ロは、停戦合意が守られれば、過激派組織「イスラム国」(IS)などの掃討作戦のための軍事協力に踏み込む計画だった。今回、米政府はその軍事協力のために派遣していた人員も引き揚げさせるとしている。
米ロが仲介したアサド政権軍と…
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朝日新聞国際報道部