このページではメイカーフェア東京、アルス・エレクトロニカに展示していた箱の作りかたを紹介しています。
この作りかただけが正解ではありません。箱の大きさやレンズ、照明を変えて自分なりのものを作ってみてください。(2016.10.4公開)
参考)デイリーポータルZ記事:顔が大きくなる箱、アルスエレクトロニカで顔が大きくなる箱
直射日光を見ないことを了解した人だけ作りかたをお読みください。
了解したかな?
(1) ダンボール箱
書類ホルダー120サイズ(38×32×29cm)
なんでもかまいませんが、縦横奥行きが40センチぐらいのもの。
(2) フレネルレンズ
日本特殊光学樹脂 CF500 (焦点距離500mm ピッチ0.5mm)
焦点距離が500mmのものが面白く・気持ち悪くなく見えました。
(3) LED
LEDテープ ウォームホワイトSMD 500連 ホワイト12V
車やインテリア用のテープLED。発光色が電球色でないと顔がきれいに見えないので注意。
(4) 電池ボックス
秋月電子通商 単3×8本用(フタ付プラスチック・スイッチ付)
LEDの動作電圧にあわせて用意してください。上記リンクのものはスイッチもついていて便利です。
(5) コード
LEDテープ、電池ボックスをつなぐコード
(1) カッター
ダンボールを切るので
(2) アクリルカッター
フレネルレンズを切ります
(3) 粘着テープ
レンズとダンボールをくっつけます。透明のテープのほうが見栄えがきれいです。
(4) はんだごて・はんだ
LEDと電源、コードをくっつけます
(5) おかし
あきたときに食べます
ダンボールを片面だけ閉じて組み立てる。閉じてない面が横になるように倒す。
下に頭を入れる穴を開ける。手前から150mmぐらい離れたところがおもしろい顔に見えます。
フレネルレンズを切る(上の数値は書類ケース120サイズを使用した場合のサイズです)。
レンズの中心が面のやや下にあったほうが面白い顔になります。が、別に中心でも構いません。
レンズはアクリルカッターで切ります。フレネルレンズの断面で手を切りやすいので注意してください(僕は3回切って手が血だらけになりました。軍手推奨です)。
LEDを用意します。レンズが縦380mm×横320mmなので、1本の長さは360mm以下、LEDテープをつなぐコードは320mm以上にします。
LEDから電池ボックスまでの長さは適当です。
レンズを粘着テープで箱に固定します。つるつるの面を外側にしたほうがきれいに見えます。
レンズの内側、両脇にLEDテープを貼ります。裏に粘着テープがついているLEDテープが便利です。粘着がない場合は両面テープなどではりつけます。
電源コード、電池ボックスは箱の内側に固定します。
下から顔を入れて完成です。人を驚かせましょう。
かぶった人が直射日光を見ないように箱にも注意書きを書いておくか、屋内で使用してください。
おもしろいアレンジができたらぜひ教えてください。メール dailyportal@list.nifty.co.jp か twitter @dailyportalz まで。
偉大なるスポンサー