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【首都スポ】

ラ組女子は7人制女子 金の卵 香川メレ優愛ハヴィリは中学3年

2016年10月1日 紙面から

日本人の母とトンガ人の父を持つ香川メレ優愛ハヴィリ

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 9月16日の女子セブンズユースアカデミーで、練習最後に行われたフィットネス走。各選手がロングダッシュを繰り返す中、グイグイと順位を上げていったのが、香川メレ優愛(ゆあ)ハヴィリだ。香川は日本人の母の、ハヴィリはトンガ人の父の姓。東京生まれの埼玉育ちで、現在はさいたま市立三室中学3年だ。

 「部活は陸上部でした。リレー(400メートル)は県大会2位で関東大会に出場しました。個人の100メートルは13秒台前半で、県大会は予選落ちでしたが、同じペースで走るのは得意なんです」

 ラグビーを始めたのは小1のとき。2歳上の兄の影響で、浦和ラグビースクールへ入った。

 「兄の練習について行ってたんですが、そのスクールでは練習が終わると、アイスがもらえたんです。それがうれしくて(笑)」

 父は選手ではなかったが、ラグビーの盛んなトンガ出身だけにラグビー関係の知人も多い。優愛も中1からはアルカス熊谷ジュニアに入り、鈴木彩香ら女子トップ選手の指導も受けている。

 「ラグビーの魅力は自分を自由に表現できるところ、好きなのは走って相手を抜くプレーです。東京五輪に出てメダルを取りたいし、チームから信頼される選手になって、周りを引っ張っていけるようになりたいです!」 (大友信彦)

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