【長谷川豊アナ連載2】一般企業では考えられないテレビ局の入社試験
2013年09月26日 08時00分
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ただ、アナウンサーは“局の顔”。人間的な信頼に足るか、カメラが回っていないところでもタレントさんにちゃんと応対できるか、そういう素の部分を抜き打ちで見ていたそうです。
ここも無事通過。そして役員面接、社長面接を受けました。
1月21日夜、一本の電話が――「フジテレビです。おめでとうございます。内々定です」。事実上の合格。当時、TBSの最終選考の3人に残り、日本テレビ、テレビ朝日の試験も順調に突破していた僕は「他局は受けないでほしいんですが…」とフジから言われました。断る理由はない。受かったのは、僕と内田恭子(37)、大橋マキ(36)の3人でした。
実は競馬実況をしたかったので、本命は関西テレビだったんです。その次が、競馬中継をしている新潟か福島のテレビ局。フジテレビは意識していませんでした。でも、就職超氷河期で、かつ3000倍の超難関、7次まであった試験に合格。採用試験直前に、4年半付き合っていた彼女にフラれたのがよかったのかもしれません。「もういいよ! どうせ受かるわけないし!」。心境はやけくそでしたから。
かくしてフジテレビの門を叩いた僕は、同期の恭子ちゃんの涙を2度、見ることになります。
☆はせがわ・ゆたか=1975年8月12日生まれ、奈良県出身。立命館大卒業後、99年4月にフジテレビにアナウンサーとして入社。朝の情報番組「とくダネ!」などで活躍。2013年4月にフリーに転向。8月30日に著書「いつも一言多いあのアナウンサーのちょっとめったに聞けない話」(小学館)を出版した。
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