蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】ダル、12K締めでリーグ最高勝率!2016年10月2日 紙面から
◇レンジャーズ3−1レイズ【アーリントン(テキサス州)穐村賢】レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)は9月30日(日本時間10月1日)、当地でのレイズ戦に今季レギュラーシーズン最終登板。6イニングを3安打1失点、今季最多となる12奪三振の内容で7勝目をマークした。ア西地区優勝のチームはリーグ最高勝率でプレーオフ(PO)に進むことが決まった。マリナーズの青木宣親外野手(34)はアスレチックス戦で1番左翼で出場し、4号ソロを含む3打数2安打。チームは5−1で快勝した。レッドソックスの上原浩治投手(41)はブルージェイズ戦で1イニングを1安打無失点だった。チームは5−3で勝った。 プレーオフ(PO)に向けて、ダルビッシュが最高の形でレギュラーシーズンを締めくくった。メジャー100試合目の先発となったこの日のレ軍戦。序盤から最速98マイル(約158キロ)の直球に切れ味鋭いスライダーで三振の山を築くと、最後のイニングとなった6回は3者連続三振で締めた。 最後の打者となった6番デッカーからは76マイル(約122キロ)のカーブでこの日12個目となる三振。2死二塁のピンチを脱し、拳を握って雄たけびを上げた右腕は「結果も内容も良かった。全体的に自分の投げたいボールが投げられた」と自画自賛した。 この日の勝利でチームはリーグ最高勝率が確定。今季7勝を挙げて貢献したダルビッシュも、自身2度目となるPOへの意気込みを問われると「日本でもポストシーズンの成績はいいはず。周りも盛り上がるし、自分も楽しめるのでいい成績が残せるんじゃないかな」と大舞台での登板を楽しみにした。 今季は一昨年3月に受けた右肘靱帯(じんたい)の再建手術から5月下旬に復帰。「かなり迷った時期もあった」と自身の思い通りに投げられない時期があったことも吐露したが「精神的にもクリアな状態で投げれるようになってる」と、ここ2先発で13イニングを1失点と好投を続ける自らの状態に手応えを感じている様子。第2戦での先発が濃厚となっている右腕が万全の状態でPOへと突入する。 PR情報
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