農相 輸入米流通 必要なら食糧法改正も
山本農林水産大臣は衆議院予算委員会で、輸入米が国の契約した価格よりも安く流通している可能性が指摘されていることについて、今週中にも公表する調査結果を受けて、必要があればコメの輸入制度を定めた食糧法の改正も含め対応を検討する考えを示しました。
国の管理の下で輸入し販売している輸入米が、国の契約した価格よりも安く流通している可能性が指摘されていることについて、農林水産省は今週中にも、調査結果を公表するとしています。
これについて、民進党の緒方国会対策副委員長は4日午後の衆議院予算委員会で、「実際の買い取り価格と売り渡し価格は違っているが、帳簿上、価格が合っていれば、少なくとも食糧法上は問題がないとなる。法律に問題があるのではないか」と指摘しました。
これに対し、山本農林水産大臣は、「生産農家に不安を与えるということであれば、是正する必要もあるかもしれない。そこを検討するためにしっかり調査している」と述べました。
そのうえで山本大臣は「直ちに食糧法を改正するという結論は持っていないが、精査した結果、そういう必要があれば、改正も視野に入れながら考えていく」と述べ、調査結果を受けて、必要があれば、コメの輸入制度を定めた食糧法の改正も含め対応を検討する考えを示しました。
これについて、民進党の緒方国会対策副委員長は4日午後の衆議院予算委員会で、「実際の買い取り価格と売り渡し価格は違っているが、帳簿上、価格が合っていれば、少なくとも食糧法上は問題がないとなる。法律に問題があるのではないか」と指摘しました。
これに対し、山本農林水産大臣は、「生産農家に不安を与えるということであれば、是正する必要もあるかもしれない。そこを検討するためにしっかり調査している」と述べました。
そのうえで山本大臣は「直ちに食糧法を改正するという結論は持っていないが、精査した結果、そういう必要があれば、改正も視野に入れながら考えていく」と述べ、調査結果を受けて、必要があれば、コメの輸入制度を定めた食糧法の改正も含め対応を検討する考えを示しました。