蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】山田2年連続トリプルスリー 4の0、5位転落…笑顔なし2016年10月2日 紙面から
◇広島3−1ヤクルト広島の黒田が7イニングを1点に抑え、日本球界復帰から2年連続の2桁勝利に到達した。打線は6回に黒田の安打を足掛かりにエルドレッドが同点打、松山が勝ち越しの2点二塁打。ヤクルトは5位に転落。小川は自己ワーストの9敗目。 ◇ 史上初にもヤクルト・山田に笑顔はなかった。打率3割4厘、38本塁打、30盗塁で今季を終了。過去10人しか成し遂げなかったトリプルスリーを2年連続で達成し、盗塁王も2年連続。だがチームは最終戦で敗れ、5位に転落してしまった。 「個人的にはうれしいけど、チームとして負けたことのすごく悔しい気持ちの方が強い」 7月26日に30本塁打に到達したが、死球で背中を痛めて10試合欠場。復帰後、9月6日に30盗塁としたが、その後再び背中に死球を受けて絶不調に。同11日以降の打率は7分1厘。3割キープにはそれまでの高打率が生きたが、チームの力にはあまりなれなかった。 大ブレークした2年前、「個人記録に集中すれば、チームのためにもなると思う」と話していた。今は「少しずつ周りが見えて、チームを考えながらプレーしなきゃいけないことが分かってきた。自分の立場でケガすると迷惑がかかる。来年はフル出場して優勝に貢献したい」。若きチームリーダーが、覇権奪回を誓った。 (竹村和佳子) PR情報
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