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【プロ野球】

巨人・菅野、筒香&ロペス封じだ

2016年10月3日 紙面から

キャッチボールで調整する菅野=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 巨人は2日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ初戦(8日)で先発が予想される菅野智之投手(26)を含む先発投手陣が川崎のジャイアンツ球場で調整し、キャッチボールや打撃練習などで汗を流した。

 本拠地でのDeNAとの決戦に向けエンジンをかける。菅野は「1週間ちょっとで良くはならないと思うけど、時間と調整を自分に任されている以上責任がある」と万全の体調管理をこの1週間の第一目標にあげた。

 DeNA相手に今季レギュラーシーズンでは5試合に登板と相手のことは知り尽くしている。「対策は練っているし、相手も練ってくる。勝つという気持ちが上回った方が、勝つ」と気合前面で意気込んだ右腕。相手の主砲、筒香とロペスの名を挙げて「いいところで打っているので、Gに対して良いイメージを持っていると思う」と警戒を強めた。

 今季の対戦成績ではロペスには12打数3安打1本塁打とまずまずだが、筒香には15打数5安打1本塁打とやや苦手にしている。11打席5安打の4割5分5厘と高打率を許している桑原封じもカギを握りそうだが「逆に言えば2人(筒香とロペス)を抑えればだいぶ得点力は抑えられると思うし、チームの勢いも抑えられるはず」と主軸2人を特にマークする。

 ファーストステージは3試合しかなく、その初戦は取れば王手、敗れれば崖っぷちの分水嶺。エースは真っ向から立ち向かう決意を固めた。 (園田佳子)

 

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