お疲れ様です。この記事を見て見てください。
正直、韓国側が「お詫びの手紙」を提案するのだったら、去年の慰安婦合意の時点で提案するべきだったと考えます。この合意は「不可逆的な合意」ですので基本的には覆すことはきません。
個人的には韓国政府が慰安婦問題についてあまりにも甘く考えすぎです。慰安婦像の撤去について韓国世論の反発を甘く考えているし、韓国政府が対応に困った時には、「安倍首相にお詫びの手紙を書いてもらえれば良い」と考えているところもかなり甘いと思います。
この件に関して政治学者の木村幹氏がツイッターでコメントしていましたので幾つか借用したいと思います。
慰安婦に対する首相の手紙の件。自分の所には韓国政府および財団がこのアイデアを持っていることは、繰り返し伝えられてきたので、当然公式発表以前に日本政府とある程度の話がついているのだ、と思っていた。もし、交渉なしに出してきたなら、逆にぶち壊しになる気がする。
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2016年10月3日
個人的には「首相の手紙」はアジア女性基金のラインだから、元々高いハードルじゃないんだけど、韓国政府が必要だったら、昨年末の合意の時点で提案しておくべきだったと思うし、また、日本政府にその意を確実に伝えておくべきだったろう。合意が先になって逆にハードルが高くなった感じ。 https://t.co/LJCAl9naYI
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2016年10月3日
これで韓国国内の世論は、「日本には誠意がない」反発すること必至で、このままだと合意履行は寧ろ困難になる。追い込まれた韓国政府が近い将来「日本政府が非協力的なので合意が実現できない」として、責任を日本側に求めてくる可能性がある。再びl国際社会に対するアピール合戦になる可能性も。 https://t.co/YXdXah5rAh
— Kan Kimura (on DL) (@kankimura) 2016年10月3日
このコメントに私は100%同意します。
何はともあれ、せっかく慰安婦合意を行ったのだから、両国ともその合意を尊重して欲しいと思う次第です。