maybe, probably, perhaps, possibly たぶんの英語表現
「たぶん」で思いつく英単語といえば、まずは“maybe”ではないでしょうか?学校でも習うこの単語、使いすぎにはちょっと注意が必要です。場合によっては相手に誤解を与えてしまいます。ということで、「たぶん」という意味で使われる英単語の使い分けについてです。
「たぶん」という日本語は、英語では何種類かの英語で言い表すことができます。
“maybe”,“perhaps”,“probalby”,“possibly”など、みなさんも耳にしたり、目にしたことがある単語だと思います。これらの単語、実は、確信度が違うのです!それをネイティブは自然に使い分けています。
Point!
- probably — 80~90%
- maybe — 50%
- perhaps — 30~40%
- possibly — 10~30%
数字はあくまでも大体これぐらいの確信度ということなので、使う人によって多少違ってくるとおもいます。辞書によっては、“maybe”と“perhaps”を同等に扱っているものもあります。
Examples
Will Tim come on time today?
(ティム、今日、時間通りに来るかな?)
- A: Probably.
時間にはかなり正確なTimだから、今日も時間通りにくるかな。ほぼ確信してる場合。 - B: Maybe.
時間通りだったりそうでなかったり読めないTim。今日はどっちだろう。というニュアンス。 - C: Perhaps.
いつも時間にルーズなTimだけど、今日は必ず時間通りに行くっていってたから、もしかしたらくるかもね。 - D: Possibly.
時間にはルーズなTim。時間通りにくる可能性はほぼないね。。。的な意味。
このように、おなじ「たぶん」でも、ニュアンスがかなり変わってきます。
Examples
Are you coming to my birthday party tonight?
(今夜、私の誕生日パーティーにくる?)
- A: Probably.
行くことがほぼ確定している場合。 - B: Maybe.
う~ん、いくかな~?それともいかないかな~?どっちかわからないよ。というニュアンス。 - C: Perhaps.
いけない、もしくはいかない可能性のほうが高いけれど、もしかしたらいくかもしれないぐらいのニュアンス。 - D: Possibly.
いけない、もしくは、いかないことがほぼ確定しているけれど、まぁ、いく可能性は0%ではないよ。というニュアンス。
この場合、確信度だけをみたらどれを使っても問題はないように思えますが、“maybe”,“perhaps”,“posibbly”を使った場合、相手によっては不快感を与えてしまうことがあるので使い時には注意が必要です。
というのは、“maybe”,“perhaps”,“posibbly”を使う場合、行く確信度は50%以下なので、「誕生日パーティーにくることを本当に考えてくれてるの?」なんて思われてしまうかも。。。なので、いかないことがほぼ確定している場合は、“Probably not.”のような表現を使うのがベター。反対に100%いくことが決まっているのなら、”Absolutely!”や”Definately!”などを使うとGoodですね!
“maybe”は、覚えやすいし使いやすそうな単語に見えますが、使いすぎには注意が必要ですね!