かつて、西ドイツと東ドイツが冷戦を繰り広げていたように・・・
今ここ日本でも水面下で不毛な争いが行われている・・・
「ねぇねぇ〜犬と猫どっち派ぁ〜?」
「私ネコ〜っ!!」
「え〜うちも〜っ!!」
「うちは犬っ!!」
「あっ、わかる〜ぅ!!」
「え〜絶対猫だって〜!!」
「え〜犬だよぉ〜!!」
ワイワイキャッキャ♪
実に不毛な会話である。
ひらがなの『も』と『ろ』どっちが好き?
ぐらい不毛。
合コンの『わたし何歳に見える〜?』の序盤の駆け引き
ぐらい不毛。
冬の寒い朝、起きなきゃイケナイのにそれを阻止するフッワフワな布団
ぐらい羽毛。
というわけで、ただ ワイワイキャッキャ♪ するためによく用いられるこの不毛な質問に、今日終止符を打とうと思う。
終止符を打つ必要性に関しては触れないでおくれ。
いや普通に犬じゃね?
犬うううううううううう!!!
こっちおいで!!
あ〜きたっ!!よしよし!!
あ〜モフモフ!!モフモフだよ〜〜〜!!
うわ〜ペロペロしてくる!!可愛ぃぃいいいいいい!!
お散歩行きたいの??ああ公園行こうね!!
あ〜砂掘って遊んでる!!何がしたいのかよくわかんない!!
よくわかんないけど可愛いいいいいいいいい〜〜!!!
に対して
猫おおおおおおおおおお!!!
こっちおいで!!ねこ!!
ねぇ、ねこ!!
ね〜〜〜こ??
ねこぉ・・・はぁ・・・
・・・・・・・・
・・・
ご飯作ろうっと・・・
サッ!!
ニャーニャーニャーニャー!!!
はっ、ちょ!!ねこ!!やめっ!!
ガラガラドッシャーン!!
粉バッサーン!!
水ビチャビチャビチャッ!!!
おいこら猫ぉぉおおおおおおおお!!!
ニャーン・・・
はぁ、やっと落ち着いたか・・・なでてやろっと
ナデナデナデ・・・ガリッ!!
イッタッ!!
もういいや・・・
ご飯作ろうっと・・・
サッ!!
ニャーニャーニャーニャー!!!
はっ、ちょ!!ねこ!!
(以下ループ)
いや、普通に犬じゃね?
猫派のみなさん、普通に犬じゃね??
うちは前犬を飼ってて、今は猫を飼ってるんだけど、猫ってほんとよくわかんない。拒絶を繰り返した後にかまって攻撃してきたと思ったら、かまってあげてる最中にかみついてくるし・・・もうどうしたらいいんだってばよ!!!
こいつら常時酔ってんの?!きっとそうだよね?!
猫派の主張
前いた会社の同期に猫を溺愛してるガールがいたから、なんで猫が好きかを聞いたことがあるんだよね。そしたら
「えぇ〜なんかぁ〜猫って〜そっぽ向いたと思ったらかまってかまって〜!ってしてくるやん??」
「お、おう・・・」
「そんで〜かまってあげたらプイッ!ってしてくるやん〜??そこがめっちゃカワイイ〜!!あ〜猫に振り回されたい〜!!」
「あ、あぁ・・・そうなんだ(お前ドMかよ)」
「それにぃ〜散歩とかしなくてもいいし〜楽っていうかぁ〜」
「へ、へぇ・・・そうなんだ(お前めんどくさがり屋のドMかよ)」
てな具合だった。ちなみにこの子は恋愛でもダメ男を好きになる傾向があるらしい・・・。
ということで仮説を立てる。
猫派はドM
猫派はドM。異論は認める。
まずね、猫ってドSだと思うの。ドSっていうか今時の言葉で言うとツンデレっていうか、オラにゃんっていうか。
めっちゃ無視してからめっちゃデレるところとかまさにソレ。
というわけで、この説をより明確な物にするために猫の行動を人間に置き換えてみよう。
突然のガリッ!爪シャッ!
からのデレッ。
↓
突然の暴力!
からのゴメンなさい。。
DV男の典型的なパターン。
散々暴力をふるった後に極度に優しくする事で「この人本当は優しいんだ」という間違った解釈を植え付ける手法である。そして暴力すらも愛情と勘違いしてしまうドM女がそんなドS男を求める。
飯バッサーン!水ガッシャーン!
↓
ちゃぶ台ドッシャーン!
息子・星飛雄馬に謎のギプスを装着させたり、ガソリンをかけて火をつけたボールをノックしたりした父・星一徹の必殺技『ちゃぶ台返し』。彼はそんなドSで狂気じみた一面とは裏腹に、親としての優しい一面も持ち合わせる。
まさにドS、そしてツンデレ。
つまり、猫は擬人化すると『DV男な星一徹』となる。
これが猫派がドMである決定的な理由だ!!
結論
犬可愛いよ、犬。
犬派大勝利。
犬って真面目で誠実ですっげぇー可愛いし!!
猫はドMだけに愛される動物だよ。
・・・でもね、ふと思った。
これってマジメ君よりチャラ男の方が女にモテるってのと一緒なんじゃね??って。
犬は言って見れば『マジメ君』
猫は言って見れば『チャラ男』
に近いと思う。
そして、女の子ってのはマジメ君よりちょっとヤンチャなチャラ男に惹かれる生き物だってどっかで読んだ。理由は詳しくは覚えてないが、言われてみれば確かにそうかもしれない。
そして、よくよく考えてみると猫サイドの人間は女の子が多い。(気がする)
そうか・・・
そうだったのか・・・
全ての歯車が動き出す・・・
ギギギッ・・・
ドン!!!
結論:猫はモテる、犬は好かれる
猫派の子は猫に惚れてて、犬派の子は犬を好きになってる。
惚れると好きになるの違い!
好きって感情の方が内面的なものを見つめてるイメージ。
惚れるっていうのはもっと本能的で発作的なイメージ。
コレだ。
おわりに
つまり、これまでマジメな俺がモテてこなかったのは猫派の女の子が周りに偶然たくさんいたから。
間違いない。揺るぎない事実。
あぁ〜ホッとしたぁ〜〜;;
派閥の問題かよ〜〜っ!!
そうとわかれば犬派の女の子を集めて合コンだっ!!
見つけた勝利の方程式!!
リア充にフルドライブだぜぇぇぇえええええええええええええ!!!!!
次回!!
「犬派合コンで玉砕 〜にもの死す〜」
デュエルスタンバイ!!
(おわり)
こちらの記事もどうぞ