「NW-A20」シリーズの後継となる新型ウォークマン「NW-A30」シリーズ10月29日発売。筐体のデザインが一新され、待望のタッチパネル仕様に変わりました。従来同様、ハイレゾ対応デジタルノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-NW750N)搭載モデルとヘッドホン非同梱モデルが用意されています。
▲NW-A30の分解モデル。
ボディーのデザインは一新され、ディスプレーには3.1インチ(800×480ドット)タッチパネルが採用されました。OSには独自OSを採用し、UIもタッチパネル操作に特化したデザインに大幅変更。新たなUIは、音楽再生機能を中心とし、上下左右のフリック操作で、ライブラリーや音質設定、再生リスト、ブックマークの画面に切り替わります。
▲画面は3.1インチのタッチパネルを採用。上下左右のフリック操作で各メニューへ移動する。
サイズは約54.8×約97.3×約10.7mm(突起部含まず)で、重量は約98g。サイドに電源やボリューム、再生などのボタンを配置し、本体を見ずとも操作ができます。高音質施策として、アルミダイキャストフレームや低抵抗ケーブルの採用。44.1kHzと48kHzのデュアルクロック搭載することで、音源に合わせたクロックが使用でき、微妙な音ズレを解消しています。また、アンプ電源部に導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ「POSCAP」を5基搭載。従来の1基に比べより引き締まった涼感のある低音を実現しています。
▲右側に電源やボリューム、再生などの操作ボタンを配置した。
▲高音質にこだわって作られた内部構造。左下がアルミダイキャストフレーム。
イコライザー機能も従来のロック、ポップス、ジャズ、リラックス、カスタムが2つに加え、EDMとR&B/HIPHOPを追加。音楽以外にも要望の多かった語学学習機能に対応しました。21段階の再生速度調整やA-Bリピート、10秒・5秒・3秒の戻りを可能にしています。
充電やデータ転送用のUSBポートはウォークマン独自のコネクターを採用。約4時間で満充電となり、MP3 128kbps再生時、ノイズキャンセリングONで約39時間、ノイズキャンセリングOFFで約45時間再生可能。Bluetooth再生時の場合は約20時間となっています。
▲充電&データ転送用コネクターはウォークマン独自のもの。
カラーはチャコールブラック、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエローの5色を用意。ヘッドホン同梱のA30HNシリーズは、16GB、32GB、64GBの3モデルで、価格はそれぞれ2万9000円前後、3万4000円前後、4万4000円前後。ヘッドホン非同梱のA30は、64GBモデルのみで価格は2万2000円前後となっています。microSDカードが挿せるので、手軽に容量を増やせるのは便利。microSDXCに対応しています。
▲5色のモデルを用意。ヘッドホン同梱と非同梱の2つのラインアップがある。
▲microSDメモリースロットを用意。microSDXCに対応する。
また、アクセサリー類も同時に発売され、ソフトケースが3500円前後、シリコンケースが2000円前後、クリアケースが2500円前後、液晶保護シートが1500円前後となっています。
▲同時に発売されるアクセサリーのひとつ、ソフトケース。