ぱるる、年内で卒業　イベントでサプライズ発表

　ＡＫＢ４８の“ぱるる”こと島崎遥香（２２）が３日、東京・秋葉原のアキバスクエアで行われた出演する正社員転職・求人サイト「バイトルＮＥＸＴ」の新ＣＭ発表会に出席し、年内いっぱいでグループを卒業することを発表した。

　ＣＭで共演したＡＫＢの横山由依（２３）、渡辺麻友（２２）、ＨＫＴ４８の指原莉乃（２３）の３人とともに出席した島崎は「ＡＫＢ４８を年内をもって活動を終了させていただくことになりました」と１２月３１日での卒業を宣言。卒業後の目標を、「いただいたお仕事に全力で取り組みたい。ジブリの声優さんが夢」と明かした。

　ＡＫＢ４８グループ総監督で、島崎と同期の横山は、今年３月の横浜スタジアムでのコンサートの時に卒業を相談され止めたことを告白。「言葉が見つからない」と涙声になったが、「ＡＫＢはみんなで夢をかなえていく場所。ぱるるが夢を実現してくれることがみんなの夢になると思う」とエール。

　島崎の夢について指原は「なれると思います」、渡辺も「可能性のある夢だと思う」と実現に太鼓判。指原は「ぱるると１つ約束したのは、ＡＫＢのスリッパが本当に汚いので全部買い替えて卒業してくれるということ」と明かし笑わせた。

　島崎は今後、１０日に神戸で開催される「じゃんけん大会」に出場。１７日から主演の連続ドラマ「警視庁　ナシゴレン課」（テレビ朝日系）がスタート。１２月２４日の千葉・幕張が最後の握手会で、同２６日に東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で卒業公演を開催し、年内で卒業する。

＜島崎遥香（しまざき・はるか）＞　１９９４（平成６）年３月３０日生まれ、埼玉県出身の２２歳。０９年オーディションに合格しＡＫＢ４８に９期生として加入。グループ以外ではモデル・女優として活動。出演作にドラマ「ゆとりですがなにか」（日本テレビ系）、主演映画「劇場霊」などがある。愛称は「ぱるる」。