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ソフトバンクグループの孫正義社長「4600億円を対韓投資へ」 表敬訪問した朴槿恵大統領に
ソフトバンクグループの孫正義社長は30日、韓国・ソウルで朴槿恵大統領を表敬訪問し、あらゆるものがネットワークにつながる「モノのインターネット(IoT)」や人工知能(AI)などの分野で、今後10年間に5兆ウォン(約4600億円)を目標に対韓投資を進める考えを示した。
朴氏が、韓国はこれらの分野に力を入れているとして連携を提案、孫氏が応じた。朴氏は「韓国企業とソフトバンクグループが協力すれば、相乗効果が得られる」と述べた。
朴氏は若者の就職難問題を念頭に、同グループの海外子会社などでの就業支援を要請、孫氏はインターンシップや起業家育成などで協力する意向を示した。また半導体分野での協力も約束した。
聯合ニュースによると孫社長は29日にはサムスン電子の李在鎔副会長とも会い、IoTや半導体などの分野での協力について話し合った。(共同)