29日
8時23分
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マレーシア機撃墜で捜査報告「ミサイルはロシアから搬入」

 おととし、ウクライナ東部で起きたマレーシア機撃墜事件についてオランダなど5か国の合同捜査チームは28日、ミサイルがロシアから持ちこまれ親ロシア派の支配地域から発射されたと発表しました。

 マレーシア機はおととし7月、ウクライナ東部を飛行中に撃墜され乗客乗員298人が死亡しました。

 オランダやマレーシアなど5か国で構成される合同捜査チームは、ロシアから持ち込まれた地対空ミサイル「ブク」が親ロシア派の支配地域から発射されたとの見解を示しました。捜査チームは「入手した写真や親ロシア派兵士の電話の交信記録から判断した」としており、ミサイルは撃墜後ロシアに戻されたとしています。

 これに対し、ロシア大統領府は「ミサイルが親ロシア派の支配地域から発射されていないという明らかな証拠がある」などと反論。ロシアのレーダーの専門家も親ロシア派の支配地域内のレーダー基地では、ミサイルの発射は記録されていないと話しています。

 また、ロシア国防省は「合同捜査チームが明らかにしたデータの基は、ウクライナ治安当局とインターネットの情報だけのため信ぴょう性に欠ける」と反発しています。(29日03:44)

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更新日時:10月 4日 9時2分

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