マレーシア機撃墜で捜査報告

ミサイルはロシアから搬入

 【ブリュッセル共同】ウクライナ東部で2014年7月に起きたマレーシア航空機撃墜の刑事責任追及を目指す合同捜査チームは28日、これまでの捜査結果として、同機はロシアから運び込まれた地対空ミサイル「ブク」で撃墜されたと結論付けたと発表した。

 捜査チームは、傍受された関係者の通話内容や入手した写真や動画などから判断した。撃墜後、ミサイルはロシア領内に運び戻されたという。

 ミサイルの発射場所も親ロシア派武装組織の支配下にあったウクライナ東部内の農地と特定したとしている。

 合同捜査チームはオランダやマレーシアなどの5カ国の捜査官で構成。ロシアは反論している。

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