変ったモノが売れる?
いまモノ・マガジン最新号「高くても売れる傑作モノ」を読んでいるのですが森永卓郎さんの記事が興味深い内容でした。
昔はどの家庭もライフスタイルがにていて消費内容も近かったのですが、現在は多様化の時代で、消費するモノやサービスも広がっています。
いまの若者は父親世代ほど車やスポーツカーにそこまであこがれません。車に憧れない息子たちは細分化してスマホゲーム、アニメ、ランニング、ボルダリング、ラーメン巡り、スマートドール、中央アジア旅、ポケモンGO 等へ。
森永さんは、富裕層も中流など関係なく変になっていく、変なモノが生産され、変なモノが消費される時代になると述べています。(詳しくはmono No.769)
右向け右なところがある日本でも趣味、消費は多様化していて、みんながテレビの同じ番組を見る時代ではないので次の日の職場で話しが合わないのではないでしょうか? それでもテレビから受ける影響はかなり大きいとおもいますが。
ブームがさった商品は量産されずに製造のロットが下がり、単価があがってしまいます。しかしそれに価値をみいだし妥当な金額として手に入れます。これは日本の製造にでおこっていることです。消費者はよりマニアに。
私も肌で実感していることがあります。あるクリエイターさんからアクセサリーのオリジナル製作の相談を受けた際に、正直、「こんなもの誰が買うの?」や「これ需要あるの?」と思ったのですが (すいません)、そういうモノがむしろヒットすることが多い気がします。需要があるのです。
モノ・サービス、そして人にも個性や希少性や芸術性や「変てこさ」がより求められる面白い時代なんですね(╹◡╹)