ぼくは非常に飽きっぽいです。
幼いころは習い事をことごとく辞めてきました。
水泳、少林寺拳法、硬筆、絵画……。
色々と手を出させてもらいましたが何一つ形になっていません。
その後、自分の意志で新しいこと始めたときも、色んなことに手を出しては辞めてを繰り返してきました。
引用:ピストバイク専門ショップ – Diner
ピストバイクに乗るの面白そう!
→買ったけれど一瞬で乗らなくなる
新しいゲームを買う
→すぐに飽きる
大学では入学当初サークルに5つ入る
→半年で1つ以外辞める
色んなことに手を出して、飽きたらすぐ辞めることを繰り返す。
そういう人生を送って来ました。
そして昨日、ずっと、「やりたい!」と言い続けていたキャンピングカー生活を4ヶ月で終了させました。
→キャンピングカー引退宣言。たった4ヶ月で車上生活を挫折した理由
これはさすがにお金もかなりかかっていたので辞めるのに躊躇したのも事実。
このようにぼくは非常に飽きっぽいです。
ですが、色んなことを辞めてきた分、成果を出せたことも多数あります。
バドミントンでインターハイ、センター試験92%で早稲田大学、Airbnbで月○万稼ぐ、月間70万人以上に読まれるブログ運営などなど。
飽きっぽいことは一般的に短所と考えられていますが、実は物凄い長所です。
そのまま放っておけば短所になる飽きっぽい性格。
それをどうすれば長所に出来るのか。ぼくと同じ飽きっぽい人が自分の能力を発揮する方法を解説します。
目次
【基本戦略】自分の向いていることに当たるまで、手当たり次第試す
「興味ある!面白そう!」と思ったらすぐにやってみましょう。
衝動的に始めた多くのことは実際にやってみると「つまらない……」となります。
そう感じたら潔く辞めましょう。
「石の上にも3年」とかいう時代遅れも甚だしい言葉に惑わされる必要なんてない。
一度始めたをやり続けなきゃいけないという考えは、変化の早い社会の中では害悪ですらあります。
そうやって手当たり次第やっていると、ある時自分の向いていることに遭遇します。
向いているというのは、好きだったり、持っている能力との適性があること。
そこで飽きっぽい人は始めて能力を発揮することができます。
粘り強い人はいろんなことを続けられるため、適正のないことでもある程度の成果が出せる
逆に粘り強い人は、様々なことを続けられます。
続けることによってどんなことでもある程度の成果が出せる反面、自分に向いてないことでも続けることができてしまいます。
なので適性がないことでも頑張れてしまい、ズバ抜けた成果を出せることは少ない。
読書で例えると分かりやすいですね。
1200円で買った本がつまらなかったときどうするか。
飽きっぽい人は、お金を払って買った本でもつまらないと思ったら耐えられないので途中で辞めます。
粘り強い人は、お金を払ったから最後まで読もうとして、実際に最後まで読めるかもしれません。
しかし、人生で一番大事なのはもちろん時間です。
途中でつまらないと思ったらいくらお金をかけていてもその瞬間に読むのを辞めるべきです。
なぜなら他に面白い本なんて世の中に溢れているから。つまらないに時間をかけるくらいなら潔く捨てて次の面白い本を探すべきです。
【飽きっぽい人間の最大の障害】続けられないことはダメだと考えられていること
ここまで読むと「飽きっぽい人最高じゃん!」と思われるかもしれませんがそうでもありません。
本の例を出すと多くの人は納得してくれますが、
何故か、「始めたことを辞める」と言うと、「継続は力なりだ!」とか言うテンプレを繰り返すだけの思考停止したオヤジ脳の人が寄って来る。
そう、飽きっぽい人がぶつかる最大の壁は、「あいつは続けられないやつだ」と他人からレッテルを貼られて、それを自己評価に繋げてしまうこと。
社会において人は、「一貫性のあること」を正しいことと判断します。もちろん自分の行動にも以下のように一貫性を持たせるように努力します。
お金を払った→本を最後まで読む
宣言して始めた→最後まで続ける
ここらへんの話は「影響力の武器」という本に書かれているので詳しく知りたい方は読んでみてください。
そんな一貫性こそ正しいとみなされる中で、すぐに辞めてしまう飽きっぽい人は、「一貫性のないダメなやつだ」と判断されます。
そうやって、「一度始めたことは続けろ」「一貫性のないやつはダメだ」というレッテルを貼られた飽きっぽい人は、それをそのまま自己評価につなげてしまうことが多く、
「続けられない自分はダメなやつなんだ」と自己評価を下げてしまう。
ただの脳の違いなのに、自分の飽きっぽさをダメなものだとみなしてしまう。
実際に、「飽きっぽいことはいけないことだから、本当は向いてないさ飽きてるけど続けなきゃいけない……」と考えてしまってる人は非常に多いです。
ですが、周りの人がなんと言おうと飽きっぽいことは才能です。そのままでいい。
自分に合った戦略を取ればずば抜けた成果を出すことができるんです。
そんな飽きっぽい人が向いていることに出会ったときの戦略を説明しましょう。
【飽きっぽい人がずば抜けるための戦略】向いていることで飽きそうになったら、やり方を変化させる
飽きっぽい人が色々試して自分が好きだったり、向いてそうだと思うことに出会えた!
でも、続けている内に、慣れるのが早い飽きっぽい人は対象への興味を失っていきます。
実際にぼくは2年間やって成果の出ているブログでもこれまで何度も飽きかけましたし、実際に今も半分飽きています。
そんな時には、やり方に変化をつけましょう。
なんとか自分が飽きないようにやり方を変化させます。
この変化させるというのが肝。
変化は、ほぼイコール成長につながるからです。
同じ事を同じやり方で続けると、どんどん価値がなくなっていきます。
なぜなら上手くいくやり方は周りも真似して陳腐化するから。
飽きると続けられない飽きっぽい人は変化しないと続けられないので自然と変化します。逆に、粘り強い人は今まで上手く行ったやり方をずっと続けようとします。
変化が早くなっている時代でどっちが成功するかは一目瞭然ですね。
まとめ:飽きっぽいことは長所だ
改めて飽きっぽい人の生存戦略をまとめます。
- 色んなことに手当たり次第手を出し、つまらないと思ったらすぐに辞める
- 辞めることで生じる周りからの批判は無視する
- 面白い・向いていることに出会ったら飽きないように変化させ続ける
「継続は力なり」は正しくは、「好きなこと・向いてることの継続は力なり」です。
向いてないことを継続しても絶対成果なんて出ませんからね。
自分に向いてないことはすぐに辞めるという一貫性を持てば飽きっぽい人は能力を発揮できますよ。