殺人容疑で姉を再逮捕へ…刃物を使用か
千葉県酒々井(しすい)町の住宅で、住人の高齢者福祉施設職員、竹内諒(りょう)さん(21)が切断された遺体で見つかった事件で、県警が死体損壊・死体遺棄容疑で逮捕した姉のアルバイト店員、愛美(えみ)容疑者(25)を4日に殺人容疑で再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。
遺体は9月12日、10以上に切断された状態で複数のビニール袋に入れられて発見された。捜査関係者によると、愛美容疑者は諒さんを殺害したとほのめかし「生活上のトラブルで口論になり、やってしまった。(発見の)2週間くらい前、遺体の処理に困り、1人で切断した」などと供述したという。県警は自宅にあった刃物で殺害した疑いが強いとみている。
諒さんは昨年9月から施設で働き、8月31日午前までの勤務を終えて帰った後、次の勤務日の9月2日に出勤しなかった。県警はこの間に愛美容疑者が室内で諒さんを殺害したとみている。【金森崇之、信田真由美】