3日
17時47分
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自民党憲法改正草案で激論、「僕ちゃん知らない」で応酬
憲法改正をめぐって、衆議院の予算委員会で安倍総理と民進党の長妻議員が激しいやり取りを展開しました。
「自民党の責任者として、なぜこういう改正草案を出されたのか」(民進党 長妻昭衆院議員)
民進党の長妻議員は、自民党の憲法改正草案について「より人権が制約されると心配を持っている方がたくさんいる」と批判。
「まず事実誤認がありました。私が自民党憲法草案を出された、どこに出したんですか。世に出したのは、私ではありません。谷垣総裁のときに出した」(安倍首相)
「何だかよく分からない答弁でございました。谷垣総裁のときにつくったもの、世に出したものだから、僕ちゃん知らないよと」(民進党 長妻昭衆院議員)
「『谷垣さんのときに決めたんだから、僕ちゃん知らない』なんて、私ひと言でも言いました?全く言ってないことを言ったかのごとく言うというのは、これはデマゴーグなんですよ」(安倍首相)
安倍総理は、自民党の草案について、「基本的人権については全く立場が変わらない」と強調したうえで、「逐条的な解釈は憲法審査会でご議論いただきたい」と改めて述べたのに対し、長妻議員は「説明できないならデマゴーグという誹謗中傷は撤回して下さい」と迫るなど激しいやり取りが続きました。(03日16:25)