ずっとブログのことを考えて疲れていた
フィーライン・アイズはお金とはまったく縁のないブログなんですが、
PVというのは書くモチベーションに直結するので、
ついつい気にしてしまいます。
また、自分と同じくらいのレベルのブロガーさんや、
文章がさほど上手くないのにホットエントリーに入っている人を見ると、
リアルで「雑学女王」の異名を取る私は焦ってしまうんです。
ゲームの三国志10では武将同士が議論を交わすことがあるんですが、
その時にこんな台詞が飛び出すことがあります。
【私は知識では貴殿に負けんぞ】
まさにこの状態に陥っていて、
同レベルの他の人がどんどんホットエントリーに入ったり、
100個のはてブがついているのを見て、
置いてきぼりになってしまったと感じていたんですよ。
普段あまり関心のないブロガーさんなら、
寂寞とした気分になることはないんですが、
仲のいいブロガーさんとは近い距離で精進したいと思っていたので、
追いつけないほど先に行かれてしまうと寂しいんですよね。
しかも、その人とはこちらの一方通行的な交流で、
スターやブコメをいただくことはあまりありません。
なぜかツイッターでは頻繁にやり取りをしているんですが。
そういった反応が悪いとは申しませんが、
私の書く記事が面白くないから、ブログでは相互交流にならないのかと思ったんです。
本当に難しいですよね。
はてなだからそう思うのでしょうか。
それにブログは「こうすれば必ず結果が出る」というものではないですから、
いったん落ち込んでしまうと、どうしようもありません。
昨日のブコメにもありましたが、
管理人がヘタレで器が小さくては、PVが伸びるはずがないですよね。
そこでたまにはPCから離れて気分転換しようと思いました。
最近のテレビはつまらないと思っていたのに
昨日は本当に気力がダウンしていて、
テレビを消すことも面倒だったので、夕方からずっとつけっぱなしにしていました。
主人が「スカッとJAPAN」が好きで、彼の出勤前に一緒に観ていたんですが、
終わったので報道ステーションにチャンネルを変えようと思ったんです。
すると・・・
小池都知事のショッキングピンクのジャケットが、
目に飛び込んできたではありませんか。
最近は新聞の番組表のチェックもしていないので、
彼女が「スマスマ」に出ることはまったく知らなかったものの、
どんな話が飛び出すのだろうと思って注目しました。
私は彼女のことを初当選の頃から知っていますが、
最初はあまり好きではなかったんですよ。
彼女が最初に所属していた日本新党は、
当時、私が支援している政党とあまり仲が良くなかったんです。
また「生まれながらの専業主婦」である私は、
キラキラしたオーラを持つキャリアウーマンの人を見ると、
ものすごいコンプレックスを感じて引いてしまうんですよね。
『美貌も学歴もあってうらやましい』
それが小池百合子さんに対する私の第一印象でした。
しかし、それから20数年が経ち、
政治の世界というのは魑魅魍魎(ちみもうりょう)と言われますから、
彼女も永田町で揉まれてだいぶイメージが変わりました。
都知事となった現在は64歳なので、
しっかりと地に足をつけた感じがしますよね。
でも、「スマスマ」ではちょっと天然なところを見せて、
MCの仲居くんに「何の話をしてるんですか?」と突っ込みを入れられ、
なかなか面白い人だと思いました。
また、カラオケ好きでヘビが苦手など、
私との共通点もあったので、ますます親近感がわきましたね。
小池都知事の好きな男性のタイプは「ケンカの強い人」なんですが、
腕っぷしだけではなく議論に強い人がいいんだそうです。
妙香のまとめ
私には妙なジンクスがあります。
それは「第一印象が悪い人(もの)」のほうが、
後々すごく気に入ることなんですよね。
銀河英雄伝説も最初はイマイチでしたし、
子供の時に観たウルトラマンも同じような感じでした。
コーエーの歴史ゲームも初回でいきなりつまづきました。
でも、いまでは私の大切な3本柱になっています。
小池都知事も第一印象は良くなかったんですが、
今年7月の選挙戦のときのカッコよさにしびれて、
それ以来ずっとファンをしています。
「小池さん、ジャンヌ・ダルクになってと言われます。
なりましょう。ただし、ジャンヌ・ダルクは最後、火あぶりになるんです。
私は火あぶりになってもかまいません。
どんな暴言・暴力を言われても、 なされても、負けません」
崖から飛び降りる覚悟という名言もあっぱれでしたが、
この言葉には本当に感銘を受けました。
「スマスマ」はバラエティなので、
政治的なお話はまったくされなかったんですが、
私は彼女がSMAPの作ったラーメンを食べているのを観て、
改めてカッコいい人だと思いましたね。
小池都知事は「政治は上手く行ってあたりまえ」とおっしゃいました。
ですから失政をすれば、都議会や全都民から叩かれるんです。
それに比べたら私のはてなでのいろいろは、
本当にたいしたことではないじゃないですか。
嵐にさえならないことだと思います。
誰かがバズって総合のホットエントリーに入っても、
片道交流しかしてくれなくても、
辛辣なコメントをぶつけられても、
いっさい気にせずに「それがどうした」と構えてればいいんです。
他人に「~してほしい」と期待するから苦しくなるのであって、
自分から「~してみよう」と前向きになれば、
多くの人の共感される記事を書くことができるかも知れませんね。