ゲスト
(ka0000)
味覚の秋! 巨大サソリ連続討伐!
マスター:秋風落葉
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/09/25 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/10/04 07:30
オープニング
●依頼人、三たび
王都イルダーナのとあるハンターオフィス。
カウンターの中にいる受付嬢は、依頼書が納められているファイルを眺めながらくすくすと笑っていた。
なぜか、山で山菜摘みをしながら雑魔を倒そうとか、ぶどうを狩りながら雑魔を退治しようとか、そういった依頼が多いのだ。
(味覚の秋だからかな?)
と心の中で呟き、美味しいものを食べたいなーと彼女がのどかな考えを抱いていたちょうどそんな時。
バタン!
とドアが開く音が館内に響き、受付嬢は何事かと顔をそちらに向ける。
そして、彼女は顔を大きくひきつらせた。
入り口に立っていたのは一人の男。
もうすぐしたら初老に達するか、といった風情であった。
そして、彼は受付嬢がとある事情でとってもよく知っている人物でもある。
男はいそいそと掲示板へと近寄り、一枚の紙を勝手に貼り付ける。
そこにでかでかと書かれていた文字は……。
【味覚の秋! みんなで巨大サソリを狩りに行こう!】
「なんてことをしてくれたんですか貴方はああああああああっっっ!!!???」
受付嬢は顔に怒りと絶望感を滲ませ、カウンターを抜けて男の側にやってきた。かつてなかった受付嬢のリアクションに張り紙をした男が逆に驚く番だった。
「味覚の秋=サソリになっちゃったじゃないですか! どうしてくれるんですか!!」
恐ろしい形相で男に詰め寄る受付嬢。
この反応から分かるように、彼女は大のサソリ嫌いである。
いや、サソリが好きな人間などこの世に……。
「何を言う。味覚の秋だからこそ、こうしてハンター達に巨大サソリ狩りを依頼しにきたのだぞ? 天高くサソリ肥ゆる秋だ」
……ここにいた。
男の名はガードナー。
過去にこのハンターオフィスを訪れ、巨大サソリ――幻獣ヒュージスコーピオンの討伐をハンターに依頼したことが二度ある。
討伐依頼を出した理由はもちろん、彼がサソリの肉を食べたいからだ。受付嬢がサソリが苦手なこともどこ吹く風である。
「今の内にヒュージスコーピオンを狩りまくって保存食にしておきたいのだ。もうすぐ冬だしな。……そういえば以前持ってきた土産は食べてくれたのか?」
「食べるわけないじゃないですかっ!」
「もったいない。美味しいのに」
「と、とにかくさっさと済ませますよ! 依頼の内容を早く!」
受付嬢はカウンターをバンバンと叩いてガードナーを急かした。嫌な仕事はとっとと終わらせて忘れるに限る。そんな受付嬢とは裏腹に、ガードナーは鷹揚に頷いた。
「うむ。目的はヒュージスコーピオンの討伐。それも可能な限りたくさんだ。いつものように解体作業と肉を適当な大きさに切ってもらう加工作業も依頼したい。それ用の道具はこちらで準備しよう」
ヒュージスコーピオン討伐の依頼を出すのはこれで三度目。ガードナーも手馴れたものである。
「今回は馬車も大型のものを用意してきた。肉や道具を積むためのものだから、人を乗せてやることはできんがな。御者はもちろんわしがやる」
今回もハンター達に同行するつもりらしいガードナー。受付嬢はもはや諦めの境地でハンターを集める作業に取り掛かった。
王都イルダーナのとあるハンターオフィス。
カウンターの中にいる受付嬢は、依頼書が納められているファイルを眺めながらくすくすと笑っていた。
なぜか、山で山菜摘みをしながら雑魔を倒そうとか、ぶどうを狩りながら雑魔を退治しようとか、そういった依頼が多いのだ。
(味覚の秋だからかな?)
と心の中で呟き、美味しいものを食べたいなーと彼女がのどかな考えを抱いていたちょうどそんな時。
バタン!
とドアが開く音が館内に響き、受付嬢は何事かと顔をそちらに向ける。
そして、彼女は顔を大きくひきつらせた。
入り口に立っていたのは一人の男。
もうすぐしたら初老に達するか、といった風情であった。
そして、彼は受付嬢がとある事情でとってもよく知っている人物でもある。
男はいそいそと掲示板へと近寄り、一枚の紙を勝手に貼り付ける。
そこにでかでかと書かれていた文字は……。
【味覚の秋! みんなで巨大サソリを狩りに行こう!】
「なんてことをしてくれたんですか貴方はああああああああっっっ!!!???」
受付嬢は顔に怒りと絶望感を滲ませ、カウンターを抜けて男の側にやってきた。かつてなかった受付嬢のリアクションに張り紙をした男が逆に驚く番だった。
「味覚の秋=サソリになっちゃったじゃないですか! どうしてくれるんですか!!」
恐ろしい形相で男に詰め寄る受付嬢。
この反応から分かるように、彼女は大のサソリ嫌いである。
いや、サソリが好きな人間などこの世に……。
「何を言う。味覚の秋だからこそ、こうしてハンター達に巨大サソリ狩りを依頼しにきたのだぞ? 天高くサソリ肥ゆる秋だ」
……ここにいた。
男の名はガードナー。
過去にこのハンターオフィスを訪れ、巨大サソリ――幻獣ヒュージスコーピオンの討伐をハンターに依頼したことが二度ある。
討伐依頼を出した理由はもちろん、彼がサソリの肉を食べたいからだ。受付嬢がサソリが苦手なこともどこ吹く風である。
「今の内にヒュージスコーピオンを狩りまくって保存食にしておきたいのだ。もうすぐ冬だしな。……そういえば以前持ってきた土産は食べてくれたのか?」
「食べるわけないじゃないですかっ!」
「もったいない。美味しいのに」
「と、とにかくさっさと済ませますよ! 依頼の内容を早く!」
受付嬢はカウンターをバンバンと叩いてガードナーを急かした。嫌な仕事はとっとと終わらせて忘れるに限る。そんな受付嬢とは裏腹に、ガードナーは鷹揚に頷いた。
「うむ。目的はヒュージスコーピオンの討伐。それも可能な限りたくさんだ。いつものように解体作業と肉を適当な大きさに切ってもらう加工作業も依頼したい。それ用の道具はこちらで準備しよう」
ヒュージスコーピオン討伐の依頼を出すのはこれで三度目。ガードナーも手馴れたものである。
「今回は馬車も大型のものを用意してきた。肉や道具を積むためのものだから、人を乗せてやることはできんがな。御者はもちろんわしがやる」
今回もハンター達に同行するつもりらしいガードナー。受付嬢はもはや諦めの境地でハンターを集める作業に取り掛かった。
解説
・目的
ヒュージスコーピオンを可能な限りたくさん討伐するのが今回の依頼の目的です。
なお、解体作業と加工作業も依頼の中に含まれています。
・目的地
目的地である荒野の近くの街までは転移門で行くことができます。
荒野をうろつくヒュージスコーピオンは姿が大きく、遠目にも存在が分かります。
・ヒュージスコーピオンについて
全長4~6mの巨大サソリです。(全長には尻尾を含む)
尻尾には『行動不能』の効果を持つ麻痺針がついています。
尻尾による攻撃を受けた時、バッドステータスに対する抵抗を行う必要があります。
失敗すると、麻痺が回復するまで何の行動も取れなくなります。
失敗後も毎ラウンド抵抗を行うことはできますので、それに成功すれば麻痺が治ります。
他の攻撃方法は主にはさみを使います。
また、外殻は中々の防御力を持ちます。
手ごわい相手だと言えるでしょう。
・特殊ルール
一戦が終わるごとに疲労が蓄積し、ハンター達の生命力は最大生命力の10%減少します。
回復のスキル等が全て尽き、これ以上戦うと危険だとガードナーが判断した際は、討伐はそこで切り上げ、解体作業後に街へと戻ることになります。
・補足
依頼人であるガードナーは転移門が使えないため、荒野の近くの街で一足先に待っており、ハンター達の探索についてきます。馬車を連れており、解体や加工作業に使える道具などは彼が準備しています。
戦闘に入ったら、彼と馬車は安全が確保されるまで離れた場所にいますので、戦いの際に彼のことを気にかける必要はありません。
一戦が終わるごとに、ハンター達は肉の解体作業と加工作業に従事することになります。
ヒュージスコーピオンを可能な限りたくさん討伐するのが今回の依頼の目的です。
なお、解体作業と加工作業も依頼の中に含まれています。
・目的地
目的地である荒野の近くの街までは転移門で行くことができます。
荒野をうろつくヒュージスコーピオンは姿が大きく、遠目にも存在が分かります。
・ヒュージスコーピオンについて
全長4~6mの巨大サソリです。(全長には尻尾を含む)
尻尾には『行動不能』の効果を持つ麻痺針がついています。
尻尾による攻撃を受けた時、バッドステータスに対する抵抗を行う必要があります。
失敗すると、麻痺が回復するまで何の行動も取れなくなります。
失敗後も毎ラウンド抵抗を行うことはできますので、それに成功すれば麻痺が治ります。
他の攻撃方法は主にはさみを使います。
また、外殻は中々の防御力を持ちます。
手ごわい相手だと言えるでしょう。
・特殊ルール
一戦が終わるごとに疲労が蓄積し、ハンター達の生命力は最大生命力の10%減少します。
回復のスキル等が全て尽き、これ以上戦うと危険だとガードナーが判断した際は、討伐はそこで切り上げ、解体作業後に街へと戻ることになります。
・補足
依頼人であるガードナーは転移門が使えないため、荒野の近くの街で一足先に待っており、ハンター達の探索についてきます。馬車を連れており、解体や加工作業に使える道具などは彼が準備しています。
戦闘に入ったら、彼と馬車は安全が確保されるまで離れた場所にいますので、戦いの際に彼のことを気にかける必要はありません。
一戦が終わるごとに、ハンター達は肉の解体作業と加工作業に従事することになります。
マスターより
こんにちは、こんばんは。秋風落葉(しゅうふうらくよう)です。
三度目となるガードナーの巨大サソリ討伐依頼。
受付嬢にとっては災難だったというしかありません。
ご参加お待ちしております。
三度目となるガードナーの巨大サソリ討伐依頼。
受付嬢にとっては災難だったというしかありません。
ご参加お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/28 09:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/09/24 15:46:41 |
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相談卓 久延毘 羽々姫(ka6474) 人間(リアルブルー)|19才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2016/09/24 22:16:46 |