福井悠介
2016年9月13日14時52分
米太平洋軍と航空自衛隊は13日、グアムから韓国へ派遣した米空軍のB1B戦略爆撃機2機が九州付近を通過する際、航空自衛隊のF2戦闘機2機と共同訓練を実施したことを明らかにした。B1Bは空自機との訓練に続き、韓国軍のF15戦闘機とも、ソウル近郊の在韓米軍烏山(オサン)空軍基地付近を低空飛行した。
B1Bは核爆弾を搭載可能な爆撃機として開発された。1990年代以降は核兵器以外の通常兵器に限って使われている。今回の派遣は北朝鮮が9日に5度目の核実験を行ったことを受けた措置だ。米太平洋軍のハリス司令官は「今回の一連の飛行は、北朝鮮の挑発的な行動に対し、韓国、米国、日本が結束して防衛に当たることを示すものだ」とのコメントを出した。(福井悠介)
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朝日新聞国際報道部