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インド警察、ハト「拘束」=首相脅すメモ運ぶ

時事通信 10月3日(月)20時12分配信

 【ニューデリーAFP=時事】インドの警察は3日、パキスタンとの国境に近い北部パンジャブ州パタンコートで、モディ首相を脅迫する内容のメモを運んでいたハト1羽を「拘束」したと明らかにした。

 
 ハトは2日に捕獲された。警察当局者によれば、メモにはパキスタンで使用されるウルドゥー語で「モディよ。われわれは1971年の時と同じ人間ではない。今や子供ら一人ひとりがインドと戦う準備ができている」と書かれていた。71年は第3次印パ戦争があった。

 パキスタンの過激組織「ラシュカレトイバ」のものとみられる署名があり、警察当局者は「非常に真剣に捜査している」と語った。パタンコートでは1月、パキスタンを拠点とする過激派がインド空軍の基地を攻撃している。

 印パ両国が領有権を争うカシミール地方では9月、インド軍基地が武装集団に襲撃され、緊張が高まっている。 

最終更新:10月3日(月)23時15分

時事通信

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