東大 水島教授「基礎的な研究が評価され非常に喜ばしい」
大隅さんと20年近く同じ分野の研究をしてきた東京大学大学院教授の水島昇さんは「いつ取ってもおかしくないと思っていたが、まさかことしとは思わなかった。単独受賞で非常に意味がある。特に酵母の基礎的な研究が評価されての受賞で、基礎生命科学をやっている研究者としては非常に喜ばしいニュースだと思います。もう20年近く一緒にやっているが、この分野がこれだけ注目されたことは驚くべきことだと思います。先生は、研究が役に立つかどうかより、生物学的に大事だと思うことを優先していた。いろいろご苦労があったと思うが、本当によかったですねと伝えたい」と喜びを語りました。