大手デパートの先月売り上げ 4社が去年下回る
大手デパート5社の先月の売り上げは、気温が高めに推移して秋物の衣料品の販売が振るわなかったことなどから、4社が去年の同じ月を下回りました。
大手デパート5社が3日に発表したグループ全体の売り上げの速報値によりますと、「そごう・西武」が去年の同じ月に比べてプラス0.2%とほぼ横ばいとなったものの、「大丸松坂屋」が8%減少したのをはじめ、「阪急阪神百貨店」が6.8%、「三越伊勢丹」が4.9%、「高島屋」が4.3%、それぞれ減少しました。
売り上げの減少が相次いだのは、気温が高めに推移し、秋物を中心とした主力の衣料品の販売が振るわなかったことに加えて、外国人観光客によるいわゆる「爆買い」にかげりが出て、宝飾品などの販売が減ったためです。
デパートの担当者は「衣料品の販売では、消費者の節約志向が根強いこともあって回復の兆しが見えず、今後の先行きも厳しい状況だ」と話しています。
売り上げの減少が相次いだのは、気温が高めに推移し、秋物を中心とした主力の衣料品の販売が振るわなかったことに加えて、外国人観光客によるいわゆる「爆買い」にかげりが出て、宝飾品などの販売が減ったためです。
デパートの担当者は「衣料品の販売では、消費者の節約志向が根強いこともあって回復の兆しが見えず、今後の先行きも厳しい状況だ」と話しています。