10月1日、i☆Risのトーク&ミニライブが東京・AKIBAカルチャーズ劇場で開催された。
このイベントは7月にi☆Risのトレーディングカードコレクションが発売されたことを記念して行われたもの。当日のカルチャーズ劇場にはトレカ購入者のうち抽選で選ばれた220人が駆け付けた。
この日の6人はトレーディングカードと合わせて発売されたオリジナルパーカー姿。いつもよりもラフなスタイリングで220人の前に登場した彼女たちは、メンバー紹介を済ませると「今日はトレカのイベントですから」との芹澤優の提案で、まずはトレーディングカードにまつわるトークに花を咲かせる。そのトーク中、ステージに大きく引き延ばされた私服ショットのカードが持ち込まれると、澁谷梓希は昨年の撮影当時と現在の私服の趣味の違いに自ら驚きの声を上げ、「トレーディングカードって、みんなどうやって楽しんでるんだろう?」と首をかしげた久保田未夢は、客席へと突撃。最前列のファンを大いに照れさせ、また大いにたじろがせた。
その後2ndアルバム「Th!s !s i☆Ris!!」収録の「Vampire Lady」でライブパートの幕を開けたi☆Risの面々は、この日ならではのスペシャルなセットリストを構成。「Vampire Lady」後、1人ステージに残った久保田が当日パーカー姿だったことと、自身のイメージカラーがオレンジであることから、「アイドルマスター」シリーズのオレンジパーカーキャラ・高槻やよいの「キラメキラリ」をカバーして、6人のソロコーナーをスタートさせる。そして久保田に続いた澁谷は自身のカバー曲に、敬愛するDECO*27の「愛迷エレジー」をセレクト。彼女が自らリアレンジしたというトラックに乗せてタフな歌声を響かせると、3番手、若井友希はやはり自身が敬愛するというaiko「カブトムシ」を優しく歌い上げた。
また山北早紀が最近改めてハマっているアニメだという「とらドラ!」のテーマソング「オレンジ」を、茜屋日海夏がその歌詞に惹かれたと語るDo As Infinity「陽のあたる坂道」と、それぞれ思い入れのある楽曲を披露したのちには、ステージになだれ込んできた芹澤が小泉今日子「なんてったってアイドル」をカバー。「みんな、盛り上がらなかったらブッ飛ばしまーす!」と満面の笑みでフロアを挑発し、曲間パーカーを脱ぎ捨てて自身のオリジナルグッズ“世界の優芹澤”Tシャツ姿に変身するハイテンションなパフォーマンスでカルチャーズ劇場を大いに盛り上げてみせた。
そして改めてステージに集合し、11月25日に自身初となる東京・日本武道館公演を開催することをアナウンスした6人は、山北の「ソロコーナーもやったけど、やっぱり皆さんi☆Risを観に来ているわけですから」の声を合図に2014年のシングル曲「ミラクル☆パラダイス」をドロップ。この日一番のコールと歓声を集めると、いつもの挨拶「ばいちゅっちゅ」の声と投げキッスを残してステージをあとにした。
なおi☆Risの日本武道館公演特設サイトでは現在、各メンバーのキャリアを振り返る動画企画を展開中。本日10月3日、その第4弾として久保田のヒストリー動画が公開された。
またi☆Risは、これに合わせて武道館公演のロゴマークも発表。ロゴには2012年11月7日のデビュー記念日から武道館公演の開催日までの日数、4年18日を意味する「418」の文字が刻まれている。さらにavexのYouTube公式チャンネルでは10月26日にリリースされる彼女たちのライブDVD / Blu-ray「結成4周年Live~foooour~@i☆RisTELLARTHEATER」の予告映像も公開されている。このDVD / Blu-rayは7月に山梨・河口湖ステラシアターで行われたライブイベント「foooour」のうち夜の部の模様が収録されたもの。今回公開された動画ではその内容をダイジェスト視聴できる。