考古学者たちはショックを受けた。
ストーンヘンジの近くで巨大な構造物を掘り当てたものが分かった時に・・・それは思ってもみなかった真実が明らかになったからである。
新たなストーンヘンジ、スーパーヘンジの場所
4500年前のスーパーヘンジと呼ばれるもう一つのストーンヘンジが見つかっていた。場所は、ストーンヘンジから2マイルほど離れたダーリントン・ウォールと呼ばれる場所であった。
このダーリントン・ウォールは、当時の王族の墓であり太陽崇拝をするための神聖な場所であるストーンヘンジを礼拝する前夜に、約4500人規模での宴会など開かれた場所であった。
参考記事
新たなストーンヘンジ、スーパーヘンジの事前調査
専門家たちもスーパーヘンジには100以上の巨石が埋まっているだろう、と推測し発掘調査に大きな期待をしていた。
最近ではストーンヘンジより先にプレ・ストーンヘンジが存在し、そのプレ的なストーンヘンジを解体してストーンヘンジを作ったのでは?という話題もあり、最近ストーンヘンジの謎がいろいろと分かってきていた。
6年に渡り地球物理学的な調査技術を使ってストーンヘンジの周り16㎞平方を発掘調査をするプロジェクトが続けられていた。
地面を透過するレーダーによる事前調査でも、巨石が埋まっていると考えられていたものからのレーダーからの反応はとてもよく、古代に工事した土手の下に埋まっている石たちのシリーズであると発掘調査のメンバー達は思い、大きな期待を寄せていた。
参考記事
発掘調査の結果・・・
※BBC NEWSより
そして人々の大きな希望を胸に、実際に発掘調査が行われた・・・・
しかし、全く巨石が使われていなかった様子で、全く石の痕跡はなかった。代わりに出てきたのは木製の柱やくいであった。地中に埋まっていたものが巨石である理論は覆されてしまった・・・
「私達が発見したのは、石でなく材木の柱を立てるための大きな穴であった・・・そして材木を低くして穴に入れるための傾斜も見つかった・・・」
Snashall博士は、巨大な木材のモニュメントはこの地に人々が住んですぐに建てられた、それらはストーンヘンジを造った人々が使ったもので、その後に使われなくなった。 何か変わった理由のために、彼らは巨大な土手や溝に木材を立てたのだろう。と述べた。
まとめ
スーパーヘンジの発掘で驚く真実が分かってしまったが、当時の人々はなぜ石を使わずに木材を使ったのか?最新鋭のレーダーがなぜ異常に働いたのか?
また新たなストーンヘンジの謎が生まれた。まだまだストーンヘンジからは目が離せない。
参考:
http://www.bbc.com/news/uk-england-wiltshire-37047010
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<キャスト>
ワタル課長
部下アサオ
ジェイムス先輩
最後まで読んでくださり有難うございました。