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B型肝炎ワクチン定期接種に

10月03日 19時30分

B型肝炎ワクチン定期接種に

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進行すると肝硬変や肝臓がんになるおそれがあるB型肝炎を予防するワクチンが10月から定期接種となり、今年4月1日以降に生まれた赤ちゃんは無料で接種できるようになりました。
B型肝炎はウイルスに感染して体内にウイルスを持ち続けるキャリアという状態になると、肝硬変や肝臓がんに進行するおそれがあり、特に乳幼児が感染するとキャリアになりやすいと指摘されています。
予防にはワクチンの接種が有効なため、10月から国は法律に基づいて自治体が行う定期接種に位置づけ、無料で接種できるようになりました。
対象は今年4月1日以降に生まれた赤ちゃんで1歳になるまでに3回、接種する必要があります。
愛知県稲沢市の医療機関にはさっそく子どもを連れた母親たちが訪れ、ワクチンの接種を受けていました。
生後3か月の女の子の母親は「自費だと受けなかったかもしれないので、定期接種になってありがたいです」と話していました。
「セブンベルクリニック」の小児科の吉田茂医師は「B型肝炎はウイルスに感染した血液や体液などにごく微量でも接触した場合に感染することがある。乳児はキャリアになりやすいので早めにワクチンを接種することが非常に重要だ」と話しています。

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