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伝統からくり人形の練習

10月03日 09時53分

伝統からくり人形の練習

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愛知県碧南市で、毎年10月の地元の祭りで披露するからくり人形を操る練習が連日行われています。
愛知県碧南市の大浜中区稲荷社では、毎年10月に豪華絢爛な山車を曳き回し保存会の人たちがさまざまなからくり人形を披露します。
祭りを前にしたこの時期、保存会の人たちは、仕事を終えたあと神社に集まり、人形を操る練習を集中的に行っています。
からくり人形には、笛や太鼓が奏でる音楽にあわせて3人ひと組で操る「三番叟」と呼ばれる人形のほか、昔話の浦島太郎にちなんで、玉手箱を開けると一瞬にして年をとってしまうユニークな仕掛けのものもあります。人形の手足につながるたくさんの紐を息を合せて動かさないとスムーズな演技が披露できないということで、保存会の人たちは、声を掛け合いながら何度も練習を繰り返していました。
大浜中区山車保存会の浅井建喜副会長は、「珍しいからくり人形を後世に伝えるため、担い手が減っていますが一生懸命、練習に取り組んでいます。大勢の人に見てもらえたらうれしいです」と話していました。
祭りは、10月8日と9日の2日間、行われます。

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