10月02日 19時15分
三重県紀北町の現職の町議会議員が、自宅で拳銃2丁と実弾11発を保管していたとして銃刀法違反などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは紀北町の町議会議員、東篤布容疑者(62)です。
警察によりますと、東議員は紀北町相賀の自宅で回転式の拳銃2丁と実弾11発を保管していたとして、銃刀法違反などの疑いが持たれています。
東議員が拳銃を所持しているという情報が寄せられたことから1日、警察が自宅を捜索したところ、寝室から拳銃などが見つかり、その場で逮捕したということです。
調べに対して東議員は「私のもので間違いない」と容疑を認めているということで、警察は入手ルートなどについて捜査しています。
東議員は合併前の旧紀伊長島町の町議会議員を務めたあと、平成18年に紀北町の町議会議員に当選し、現在3期目です。
東議員は、知り合いの元暴力団組長が入院した際、自分の健康保険を不正に利用させ治療費などの支払いを免れる行為に加担したとして、詐欺の罪で5年前に執行猶予付きの有罪判決を受けていました。
紀北町議会の瀧本攻議長は「町民の方には大変申し訳ない。議会としては今後の捜査を見て対応を検討したい」と話しています。
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