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三重河川国道事務所など捜索

10月01日 12時40分

三重河川国道事務所など捜索

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国土交通省の三重河川国道事務所の課長が橋桁工事の入札予定価格などを建設業者に漏らし、見返りに接待を受けていたとして加重収賄などの疑いで逮捕された事件で、警察は津市にある河川国道事務所などを捜索しています。
捜索を受けているのは、津市にある国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所や贈賄側で愛知県半田市にある建設会社、瀧上工業です。
三重河川国道事務所工務2課の課長、田中春人容疑者(46)は、ことし7月から8月にかけて、津市の田中川に橋を架ける工事の入札予定価格などを瀧上工業の加納泰司営業副本部長らに漏らし、その見返りに名古屋市のクラブなどで十数回にわたり、計30数万円分の接待を受けたとして加重収賄などの疑いで逮捕されました。
警察の調べによりますと、田中課長は携帯電話のメッセージ機能で工事に関する情報を漏らしていたとみられていますが、その後の調べで、入札の直前には接待を受けた飲食店で予定価格が書かれた書類を手渡していたということです。
警察は田中課長がほかの工事についても入札情報を漏らしていないか調べています。

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