10月01日 08時28分
岐阜市議会の自民党会派に所属する議員が、3年前に廃業した飲食店の領収書を偽造して政務活動費を請求し、7万7000円あまりを市に返還したことを明らかにしました。
進退については支援者に説明した上で決めるとしています。
これは岐阜市議会の自民党会派に所属する高橋正議員(63)が、9月30日午後、岐阜市で記者会見して明らかにしました。
それによりますと、飲食店を経営していた同級生が3年前に廃業したあと、使用していない店の領収書を譲り受け、会議で出すコーヒー豆を購入したように偽造して、3年間で9万円余りを政務活動費として請求したということです。
高橋議員はこのことを岐阜市に報告し、市はこのうち返還対象と認められる7万7760円について返還を求め、高橋議員はすでに返したということです。
高橋議員は「コーヒーは、ほかの日用品とともに別の店で購入していて、分けて領収書を発行するのが面倒だったため、およその額を使用前の領収書に記入した」と弁明しました。
その上で「富山市議会の不正が問題になり、支援者にも指摘されて、自分のしたことも許されないと思った。不適切な行為で、市民の皆様に申し訳ない」と謝罪しました。
今後の進退については支援者に説明した上で決めるとしています。
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