10月01日 08時28分
9月29日、三重県松阪市の公園で、電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻すAED1台が、なくなっていることが分かり、松阪市は警察に被害届を提出しました。
9月29日午前10時半頃、松阪市松ヶ島町にある松ヶ崎公園のグラウンド脇のトイレに設置されたAED1台がなくなっているのを市の職員が見つけました。
このAEDは、市がことし6月に設置してから週に1回程度、職員が現地を訪れて点検していますが、9月13日の時点にはあったということです。
9月13日以降、公園やグラウンドの利用者でAEDを使った人は確認できなかったことなどから、市は、盗まれた可能性が高いとして9月29日午後、警察に被害届を提出しました。
AEDの中には持ち出すと音がなるタイプのものもありますが、このAEDは音がしない製品だということです。
市では市内の公園などに設置された約180台のAEDについても盗難の被害がないか点検を急いでいます。
松阪市清掃事業課の近田雄一課長は「大変驚いたし残念だ。すぐに使うものなのでAEDの箱に施錠することはできないと考えている。
今後は職員による点検を強めていきたい」と話していました。
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