10月01日 08時28分
世界各国のアーティストの作品を楽しむことができる総合芸術祭、あいちトリエンナーレの会場の1つ、愛知県岡崎市に長さが50メートルある巨大な作品が完成し、9月30日、報道陣に公開されました。
3年に1度、開かれている、あいちトリエンナーレには、38の国と地域から約120組のアーティストが参加し、名古屋市や岡崎市など愛知県内の3つの市を会場に開かれています。
このうち、岡崎市の岡崎公園にはイギリスを拠点に創作活動を続けているグループが、ペンタルム・ルミナリウムと名づけられた巨大な作品を完成させました。
五角形のテントが長さ50メートルにわたって連なっていて、外観は青や赤、緑などカラフルに彩られています。
また、ステンドグラスのように外部の自然光を中に取り込む仕組みで、その内部では鮮やかに照らし出された光が幻想的で不思議な空間を演出しています。
作品を作ったグループのデザイナーのアラン・パーキンソンさんは、「多くの人とアートをつなぐ架け橋になりたい。構造もシンプルで誰でも楽しめる作品に仕上がった」と話しています。
この作品は10月1日から16日まで展示され、中学生以下は無料、高校生以上は300円で楽しめます。
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