09月30日 12時37分
愛知、岐阜、三重の3県の8月の有効求人倍率は、いずれも前の月を下回ったものの、全国平均は上回っていて依然、高い水準が続いています。
各地の労働局によりますと、仕事を求めている人ひとりに対し何人の求人があるかを示す8月の有効求人倍率は愛知県が前の月より0.02ポイント低い1.60倍。
岐阜県が0.06ポイント低い1.65倍。三重県が0.03ポイント低い1.45倍となりました。
3県ともに前の月を下回りましたが全国平均の1.37倍を上回り、岐阜県は東京・福井・岡山に次いで全国で4番目の高い水準となっていますが、また、岐阜県では正社員の求人倍率も前の月より0.01ポイント高い1.18倍と、東京・福井に次いで全国で3番目となっています。
愛知労働局は「前月に比べて数字が下がっているものの、企業の求人意欲が高い状態が続いてるため雇用情勢は引き続き改善傾向にある」と分析しています。
また、今後については「中国などの新興国の経済の減速や円高による輸出の減少など先行きを懸念する企業の声もあり、今後雇用情勢に影響がないか注視する必要がある」としています。
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