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GPS無断設置巡る訴訟は終結
09月30日 09時42分
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愛知県警察本部に位置情報を取得できるGPS端末を無断で車に取り付けられたとして、名古屋市の男性が愛知県に慰謝料などを求めていた裁判で、男性が訴えを取り下げる申し出をしたあと、県側も同意し、裁判が終結したことが分かりました。
名古屋市に住む20代の男性は、おととし3月、大手警備会社が愛知県警察本部に貸し出した人工衛星を使って位置情報を取得できるGPSの端末を自宅の駐車場に止めていた乗用車の底の部分に取り付けられたことで行動が監視され精神的な苦痛を受けたとして、愛知県に対し慰謝料など140万円余りの損害賠償を求めていました。
この裁判は名古屋地方裁判所で審理が進められていましたが、男性の弁護士によりますと、9月26日、男性が訴えの取り下げを申し出たあと、28日、県側が同意したことで裁判が終結したということです。
男性が訴えを取り下げた理由について、弁護士は「個人的な事情のため、明らかにできない」としています。
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