是非続けてやってみて下さい。
はい!体と頭2つを同時に行う認知症予防運動プログラム。
(2人)是非チャレンジしてみて下さい。
(一同)乾杯〜!
「あなたの暮し」は長年の功績が認められ雑誌の最高栄誉といわれる日本出版文化賞を受賞したのです
(拍手)
(たまき)常子おばさんこの度は受賞おめでとうございます!
(一同)おめでとうございます!
(常子)ありがとうございます。
(真由美)「ありがとう」は私のセリフです。
えっ?常子おばさんのおかげでこ〜んなごちそうが食べられるんだもん。
ああ…。
(美子)いつになったら「花より団子」じゃなくなるのかしら?
(鞠子)よっちゃんだってず〜っとそうだったじゃない。
お母さんもそうだったの?どうして余計な事言うのよ。
ごめんごめん。
(笑い声)ではそろそろ頂きましょうか。
(一同)はい。
頂きます。
(一同)頂きます。
(水田)あっ常子さん取りますよ。
あ…ありがとうございます。
潤。
こういう時になす〜っと女性に気を遣えるかどうかがモテるかどうかの分かれ道だからな。
どうぞ。
ありがとう。
(潤)あっそう。
おい真面目に聞いておきなさい。
大事な事だぞ。
なあ?
(南)そう…ですね。
まあこの家に育てばいやがおうにも身につく事になるか…。
どういう意味よそれ!それじゃ私たちが無理やりやらせてるみたいじゃない。
いや…違う違う違う違う!ごめんごめんごめん…ごめん!ほら…謝ってよ。
僕は謝りませんよ。
言ってないですもの。
潤…怖いぞ。
アハハハハ!もうから揚げしか食べてないんだから。
そうそう水田さん昨日言っていた…。
あの…。
やあ常子。
とと?どうかしましたか?いえ…。
少し驚いてしまって…。
そうですよね。
突然こんなふうに現れては驚くのも無理はありません。
ととはあのころのままですね。
常子は大きくなりましたね。
大きくなったといいますか年を取りました。
今ではととよりも年上です。
とてもご自分の娘とは思えないでしょう。
いくつになっても常子は僕の娘です。
そうでしょうか。
そうですよ。
ここが常子の作った会社なんですね?はい。
案内してくれませんか?はい喜んで。
こちらは商品試験をする場所です。
今は扇風機の性能を調べる試験をしています。
暮らしに役立つための商品試験ですね。
はい。
47名の社員以外にもテスターさんがいらっしゃって150名ほどの方がこの会社に関わって下さっています。
そんなに大勢が?はい。
とと2階も見て頂けませんか?はい。
こちらです。
もともとは鞠子と美子とそれから編集長の花山さんと4人だけで始めた会社だったんです。
鞠子も美子も立派になりましたね。
はい。
よくぞここまで…。
いろんな方と出会って助けて頂きました。
皆さん一人一人のお力添えがあったからこうして…。
とと?ここまで来るのには…相当な苦労があったでしょう。
ええ…まあ平坦な道のりではなかったですけれど。
僕が常子に父親代わりを託したために随分と苦労させてしまったね。
すまなかった。
そんな事はありません。
とと。
私ととの代わりだから「とと姉ちゃん」って呼ばれてるんです。
とと姉ちゃん…。
はい。
皆さんのととになります。
じゃあとと姉ちゃんだ!頑張れ!とと姉ちゃん!出版社を起こして女の人の役に立つ雑誌を作りたいって夢が持てたのも私が「とと姉ちゃん」だからです。
それに鞠ちゃんもよっちゃんも結婚して子どもも3人授かって今では8人で暮らす大家族ですよ。
もう毎日がにぎやかで楽しくて…。
みんなと過ごすささやかな日常が私の生きる糧です。
私は「とと姉ちゃん」でいられて幸せです。
常子。
はい。
頑張ったね。
ありがとう。
フフフフ。
フフッ。
・
(小鳥の鳴き声)・
(一同の笑い声)
(潤)おじさんこれは?おっ。
いいじゃないか〜。
今年も随分実をつけてくれたわね。
(たまき)こんだけあったらジャムご近所さんに配ってもまだ余りそうね。
そうね。
時は流れ昭和63年
行ってらっしゃい。
行ってまいりま〜す。
行ってきます。
行ってらっしゃい。
行ってきます。
はい行ってらっしゃい。
(一同)お帰りなさい!ただいま〜。
ご苦労さまです。
ご苦労さまです。
行ってらっしゃい。
行ってらっしゃい。
よろしくね。
ただいま戻りました!
(一同)お帰りなさい!行ってらっしゃい。
とと姉ちゃん。
はい。
確認お願いします。
はいはい。
それと…。
うん。
お客様よ。
フフフ…鞠ちゃん。
ちょっとかんぴょう巻きの差し入れをね。
いつもありがとう。
取材に出てたんでしょ?社長さん自らよく働くわねえ。
休んでる方が疲れちゃうのよ。
常子さん!はいはい。
すみませ〜ん!桜井先生の原稿なんですが僕がテーマを間違えてお伝えしまっていたようで…。
だったら一からやり直しじゃない!気難しい方だから応じて下さるかしら…。
どうしたもんじゃろのぉ…。
取り急ぎ先生におわびの電話を致します。
あ〜あ〜!電話じゃ駄目よ!へっ?おわびだろうが原稿依頼だろうがちゃんとお目にかかってお伝えしないと。
先生には私がおわびに行ってきます。
行ってきます。
常子さん。
とと姉ちゃん!あきれた。
あれじゃ花山さんとやってた時と一緒じゃない。
花山さんも苦笑いしてるわね。
・「今日は贈ろう」・「涙色の花束を君に」・「花束を君に贈ろう」・「愛しい人愛しい人」・「どんな言葉並べても」・「君を讃えるには足りないから」・「今日は贈ろう」・「涙色の花束を君に」2016/10/01(土) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 とと姉ちゃん(156)[終]「花山、常子に礼を言う」[解][字][デ][再]
花山の死後、常子はある晩、夢を見る。会社にいくと一人の男がいる。果たしてそれは幼い頃に死に別れた竹蔵(西島秀俊)であった。常子は竹蔵に自分の社を案内する…
詳細情報
番組内容
花山の死後、常子はある晩、夢を見る。常子が会社にいくと、一人の男がいる。果たしてそれは幼い頃に常子が死に別れた父、竹蔵(西島秀俊)であった。常子は竹蔵に社内を案内し、「今はこの会社が自分の家族だ」と語る。竹蔵は常子の頭を優しくなでる。常子はとと姉ちゃんとしての人生を全うしたのだ…そして昭和63年。老女になった常子は今日も東京の町を駆け抜けていく…。
出演者
【出演】高畑充希,相楽樹,杉咲花,上杉柊平,伊藤淳史,西島秀俊,【語り】檀ふみ
原作・脚本
【作】西田征史
音楽
【音楽】遠藤浩二
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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