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ふるさと納税返礼に日本刀
09月29日 19時10分
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刃物の産地として知られる岐阜県関市は「ふるさと納税」で、一定の金額以上を寄付した人への返礼の品に刀匠が作る日本刀を加えることになりました。
関市では地場産業の刀作りの発展や刀鍛冶の技術の伝承などに役立てていこうと、ことし4月から、「ふるさと納税」で100万円を寄付した人への返礼として、短刀を20振り限定で贈っていて、すでに14件の寄付が寄せられ、好評を得ています。
そこで、関市はさらに寄付を募ろうと、刀匠が作る刃渡り70センチほどの日本刀を10月3日から返礼品に加えることになりました。
日本刀は寄付の額に応じて2種類あり、それぞれ5振り限定で500万円は60代の熟練の刀匠が、300万円は30代の若い刀匠が製作し、刀に好みの刃文をつけてもらったり、刻みたい銘を切ってもらったりすることもできます。
関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠会の尾川光敏会長は「返礼品に日本刀を贈ることで関市に足を運んでもらい、刀匠が造る本物の刀を見てもらいたい」と話していました。
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