ニュース詳細
海女漁など日本農業遺産申請へ
09月29日 19時10分
3003068221_20160929192738.mp4
三重県などは伝統的な農林水産業に取り組む地域を国が認定する日本農業遺産に、海女漁と真珠養殖、松阪牛、尾鷲ヒノキの3件を申請することになりました。
日本農業遺産は将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業を評価して活性化につなげようと、世界農業遺産の国内版として国が新たに設けたもので、30日まで希望する地域からの申請を受け付けています。
この日本農業遺産に三重県などは「鳥羽・志摩地域の海女漁と真珠養殖」、「飯南地域の松阪牛」、それに「尾鷲・紀北地域の尾鷲ヒノキ」の3件を申請することを決めました。
これらは、ことし5月の伊勢志摩サミットでも注目が集まり、いずれも地域に根づいて農村や漁村の文化を守り続け、世界的にも重要だとして三重県などは「世界農業遺産」への登録も目指しています。
それぞれの地域の協議会などは、農林水産省に申請書を送り、現地調査などを経て、来年3月までに第1弾の日本農業遺産が認定されることになっています。
東海のニュース
新着ニュース