「Are you OK?」を使うときに気をつけること


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午後から遅れて出社してきたカナダ人の同僚に”Are you OK?“と言ったら、”Yeah, why?“と聞き返されました。こういうシチュエーションで、「大丈夫?」と聞いたら、日本人なら「あ~子どもが熱出しちゃって、朝は病院に連れて行ってたんだよ」とか、なんで遅れて出社したのか理由が返ってくるとことが多いと思うんですけど、まさかこんな風に返事が返ってくると思わず、拍子抜けしちゃいました(笑) 

そこで質問です。こういうときって”Are you OK?“って言わないんでしょうか?何か、ベストな聞き方ありますか? (午前中に何がかあったのか心配していたというニュアンスが出るといいです。)

 

Are you OK?“ってネイティヴだとどんな風に聞こえるんでしょうか・・・?日本語の「大丈夫?」とは違うニュアンスなんでしょうか??

文化の違いと、タイミングの問題かもしれません。

 

Are you OK?」はニュアンス的にも日本語の「大丈夫?」と同じ意味に訳されるので、今回の様なシチュエーションで使う場合でも特に問題はありません。

 

ではなぜ答えてもらえなかったのか?

 

日本語なら遅れて出社したAさんに「大丈夫?」と聞くだけで、Aさんは具体的に聞かれなくても午前中何あったの?どうして遅くなったの?と聞かれているんだな察する文化があります。

 

なので「大丈夫?」と聞かれただけで、Aさんは「今日は○○があったから遅くなったんだ」のような回答出来るんです。

 

 

一方英語は「文脈から察する」ことをあまり得意としません。基本的に「主語」と「主語の状態」を明確にしなければならないルールがあります。

 

今回のケースの場合、ただ「Are you OK?」と聞いているので「主語の状態」が明確にされておらず、結果として「質問をされている瞬間のAさんの状態」に対して「大丈夫?」と聞いてしまっています。

 

なので、「Are you OK?」と聞かれたその瞬間のAさんは、特別忙しかったり体調が悪いわけではなかったので「Yeah, why? (見ての通り今の私は大丈夫だよ。なんで?)」と答えたのではないでしょうか。

 

今回のシチュエーションであれば、「Aさんが遅れて出社したこと」を明確にし、それに対して「大丈夫?」と聞いていることをしっかりと伝えるようにしましょう!

 

例)

You came late today. Are you OK?

(今日は遅かったね。大丈夫?)

 

You’re late. Is everything alright?

(遅かったね。何かあったの?)